東京国立博物館にて6/12まで開催中の「ベルリンの至宝展」に行ってきました。
月曜開館とはいえ、やはりGWには行くものでなはいと実感。
人込みに疲れてしまいました。
金券ショップで購入したチケットが5/5までの期間限定入場だったんですよね。
4月に行っていたらもう少し空いていたかしら。後悔先に立たず。
夕方に入場し入って直ぐの辺りは、人がいても割とゆっくりみられました。
ハドリアヌス帝のお気に入り「アンティノオス」確かに顔は格好いいです。体つきもいいですね。
いつの時代もこういう人がもてるのだなと。両性問わず。
「ベルリン」の黄金帽は、よく見ると人が歩く振動で微妙に揺れています。
地震があったら、ひっくり返りそうな予感。
しかし、エジプト美術の辺りから大混雑・・。
「ホルスを抱くイシス女神」などは裏側からも説明文を読む事ができます。
裏に回りゆっくり説明を読んでから、正面に回って人込みの間から覗くという感じ。
ポスターやチラシにも写真がある「ティイ王妃像頭部」は、思ったよりも小さかったです。
意思が強そうな顔立ち。
「シェペンウペト2世のスフィンクス像」は大きくて見ごたえがあります。
テレビ番組などでも散々紹介されている「ライオンの装飾煉瓦壁」やはり一部だけだと寂しいですね。
青色がとても綺麗なんですが。これはやはり博物館島のペルガモン博物館で見てみたいです。
復元されたイシュタール門と共に。
ベルリンで展示される前に日本公開となった「宮殿の浮彫:アッシュール・ナシルパル2世と精霊」、楔形文字も凄いですが、精霊の羽が非常に細かく掘り込まれています。
イスラム美術は出展数が少ないこともあり、行列が。祈祷用絨毯は美しいのが多いからもっと見たかったなぁ。
第二次世界大戦の折りに焼失してしまったとか。
コインコレクションは行列ができていたのと、自分の興味があまりないので飛ばしてしまいました。
中世ヨーロッパ彫刻では、普段あまり日本では目にしない木彫りのものが出展されています。
ヨーロッパ古典絵画ではラファエロの「聖母子」とレンブラントの「天使と格闘するヤコブ」が見られたので良しとする。絵画は人の間からでも、自分のペースで見られました。
ヨーロッパ近代美術ではシンケルの「岩場に建つゴシックの大聖堂」の光の加減に心惹かれました。
「死神のいる自画像」も、死神の音楽に耳を傾けてしまう画家の表情が渋い。
シンケルは会場入ってすぐにある「旧博物館の階段広間の眺め」や「旧博物館の円形大広間」の原画なども得描いています。この展覧会では個人的に、ドイツ美術が見られて良かったなと思います。
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