Bunkamura ザ・ミュージアムで10月25日まで開催中の「ヴェネツィア絵画のきらめき」展に行ってきました。
暑い、なぜいつも文化村に行く日は暑いのか…。
美術館の中は快適でした。
ティツィアーノ・ヴェチェリオ作『洗礼者ヨハネの首をもつサロメ』がチラシやポスターに載っていまして。
これはもう行くしかないでしょと。
お芝居の『ヴェニスの商人』を観てきたし、来月には『オセロー』が控えています。なんだかヴェニス三昧ですわ。これは来年行けってことでしょうか(←違います)
個人蔵の作品が、展示品の三分の一ほどを占めています。
パウロ・ヴェロネーゼ『エッケ・ホモ』とアントニオ・ザンキ『善きサマリア人』が良かったです。
ヨーゼフ・ハインツ『アイソンを若返らせるメディア』怪しい術を行うメディアの周囲にいる悪魔たちが、解説文にもありましたがヒエロニムス・ボスの描くそれに似ていて、じーっと見つめてしまいました。ちっこいのが暗闇にわさわさしているのです。
第三章は肖像画やサン・マルコ広場を描いたものなどがメインになっています。
一度でいいからカーニヴァルをこの目で見てみたいなと。
ガブリエル・ベッラ『トーガの着衣式』はお揃いの鬘とトーガを付けた人たちが大勢いて、何だか笑ってしまいます。『サンタルヴィーゼ広場でのサッカー』では昔も今もサッカーに熱狂するのは同じだなと。
『レデントーレの夜』では橋のたもとにお菓子の屋台が出ていて、そぞろ歩いている人たちが描かれています。
これで花火が上がったら最高なのに、と思ってみたり。
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