以下の文章ではROME-ローマ-に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
ROME-ローマ- #22宣戦布告
ポスカとイオカステ、なんだかんだで幸せな結婚をしたのかも…と思ってしまいます。ポスカなんてシーザーに仕えながら、これまでよく生き長らえてきたよなと。ヴォレヌスが見逃して上げたのも良かったなあ。一瞬殺してしまうかと思ったもの。よく考えてみれば、元老院入りしたヴォレヌスを支えていたのはポスカでしたものね。
ヴォレヌスのアントニウスに対する忠誠心には感心します。一度は先々離脱して、子供たちの救出を許してもらっていたし、これ以上恩を仇で返すことはできないとね。
イオカステの空気読めないさ加減には笑ってしまいます。ああでなければ、生きていけなかっただろうけど。
オクタヴィアヌスの姦計により、エジプトへやって来たアティアとオクタヴィア。しかし、アントニウスは門前払いせよとヴォレヌスに命じます。アティアが相手ですよ…。可哀想なヴォレヌス。案の定、八つ当たりされて平手打ちをくらってしまいました。アントニウスがローマを去る際には、お互いにあれだけ未練があったというのに。
アティアの気持ちも分からないでないです。一通り泣き尽くした後、アティアはオクタヴィアと共に去ることを選びました。
アントニウスはアティアが涙一つ見せずに去ったであろう、とヴォレヌスに尋ねます。ヴォレヌスは涙にくれていたと答え、アントニウスは予想外の言葉に動揺を見せます。貴方は弱虫ではありませんが、酷く心を病んでいます。私にも同じような過去がありました。ヴォレヌスの一言は、アントニウスの中にあった迷いを形にできたようです。
カエサリオンは生前の父親について、ヴォレヌスに質問責めをします。
しかし、キャッチボールをしながらなんて、泣かせますねえ。なんだか親子みたいで。カエサリオンはシーザーにのことを聞きたいのに、ヴォレヌスの頭には実の父親プッロのことばかり(苦笑)
ローマへ戻ったアティアは、オクタヴィアヌスと会うと、いきなり平手打ちを食らわせました。
またかいな。うーむ、その行動はオクタヴィアヌスを喜ばせるだけかと…。
アティアの船に同船してローマへ戻ってきたポスカは、エジプトからあるものを盗み出していました。
それはアントニウスとクレオパトラの遺書でした。それを見たオクタヴィアヌスは、怒りに打ち震えます。
自分の死後にはローマをカエサリオンに統治させる、その一文に対しオクタヴィアヌスは戦争を決意しました。
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