横浜美術館で9月20日水曜日まで開催中の日本×画展(にほんガテン!)に行って来ました。
お目当ては松井冬子さんの作品です。
じーっと見ていると、闇に引き込まれていくかのような錯覚を覚えます。
綺麗なんだけど、だんだんと不安になってくる。
日常の向こう側に行ってしまう感じ。
「浄相の持続」「切断された長期の実験」の下図、これまた鉛筆の線に惚れました。
小学生向けに裏面に感想を書けるようになっているポストカードが、各作家さんごとに置いてあります。
松井さんのは「世界中の子と友達になれる」という絵が使用されていました。
こっそーり頂戴。しかし、この絵の感想って非常に難しいと思うのだが。
こどもたちがどんな事を書くのか、ちと興味があります。
グッズ売り場で、ポストカード、クリアファイル、Tシャツを販売してました。
Tシャツには作家さんご本人の写真(雑誌DUNEの表紙と同じ)が使用されてます。
初めて拝見したのですが、美人さんですね~。
ポストカードを三種類購入。「夜盲症」のクリアファイルは怖くて挫折。夢に出そうですよ・・。
グッズはオンラインショッピングでも購入できるようになっています。
しりあがり寿さんの「オレの王国、こんなにでかいよ」、展示室に自分だけだったのでニヤニヤニヤしっぱなしでした。
一人とはいえ、作品を見上げるときには口を閉じて置くように気をつけながら。
余所見していると、橋から落ちそうになるし。
「通風孔」からは風が吹き出してて、紙がびらびらしてるし。
細かいとこまで笑えます。
小瀬村真美さんの作品は映像インスタレーションというもの。
なんか田舎の和室の暗い部屋をイメージした感じ。
「呼び水」が気に入り、畳に腰掛けてぼーっと見てました。
水の音も気持ちいいしね。
「櫛」は怖い。鏡の中で女性が髪を梳くって映像、「リング」にありましたなぁ。
しかし怖い。
当日は美術館のエントランスホールで映画撮影が行われていました。
同じシーンを何度も取り直していたようで
「殺ってやる!」
「死ね!」
「ぐぅあ~」
という男性の声が館内に響き渡り、上半身裸で背中に刺青のある男性が二人見えました。
視力が悪いので、誰だか分からなかったのが残念。
撮影を上から見ていても大丈夫そうだったけど、その後に友人と約束があったので引き上げました。
ご迷惑をおかけしました、ということで美術館から次回企画展「アイドル!」の無料招待状をいただき、ラッキーでした。
中華街にて友人と合流。
新しくできたという、「辣」というお店に行きました。
四川料理のお店です。お店独自の辛い発泡酒があり、後味がぴりりとします。
チリビールだっけ、輸入物の辛いビールよりもしっかりした味です。
麻婆豆腐は辛さが五段階。三番めで、けっこう辛いです。一番辛いのはちと無理でした。
Sサイズを二つ頼み、辛さの違いを堪能しました。
友人は今ごろマチュピチュにいるはず。ナスカの地上絵も見るとか。
いいなー。

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