4月23日(日)まで東京都写真美術館で「わたくしのいる場所 新進作家展 vol.4 ゼロ年代の写真論」展が開催されてました。恵比寿ガーデンシネマで上映している「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」を観に行く予定で時間を調べたら、夕方と夜の二回上映のみ。映画の前に美術館にも行こうと思い立ったのでした。
三階の展示テーマは「私のなかの私」
ベルギーの写真家ジャン=ポール・ブロヘスの作品は、日常における家族をテーマとしたもの。
こどもや犬が被写体で、農家の穏やかな生活時間が切り取られていて、みていてほんわかします。
二階の展示テーマは「社会のなかの私」
オランダの写真家ジャクリーヌ・ハシンクの作品は、ネットスケープ社で働く社員が普段使用している様々なマグカップ。会社のロゴ入りのものや、マイクロソフトのロゴ入りのもの、日本の湯のみ茶碗なんかもあり、見ていて楽しかったです。コーヒーの染みがそのままついていたりして。自分の職場でも各自マイカップがあるので、見比べてみたりして。
フランスの写真家ジャクリーヌ・ハシンクの作品は「身体と衣装」をテーマにしたもの。
自分の体に壁紙と同じ模様を描いてみたりと、見ていて不思議な感覚が起きてくる感じ。
地下一階の映像展示室のテーマは「日常への冒険」
みうらじゅんの作品を見て大笑いしている女の子がいましたよ・・。
いとうせいこうとのトークショ「ザ・スライドショー」の映像が流れていたのですが、自分は一人で見ていたので笑いを押さえるのに必死でした。あんまりこらえすぎて「ぐっ」とか変な声が出てしまい、恥ずかしかった(汗)。
写真パネルの秀作ぞろいで、噴出さないようにこらえるのに必死。タイトルと写真が見事なコラボレーションで(笑)
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