8月27日(日)で終了する「若冲と江戸絵画展」(東京国立博物館)に行って来ました。
金曜の夜間開館時に行ったけど、混雑してました。やはり終了間際に行くのはダメですね。
常設展はゆっくり見られましたけど。こちらにも若冲の作品が展示されてます。円山応挙の作品もあるし、特別展にも関係している作品が見られる常設展はお薦めです。
特別展ですが、7時ごろ入館し約一時間ほどで出てきました。
ガラスケースに一番近いところは、歩みが遅々として進まないため、一歩後ろに下がり人の頭の間から作品を鑑賞する感じです。じっくり見ていたら、一時間では足りないかも。
若冲の作品群は特に人だかりが。
「鳥獣花木図屏風」は奥まった所にあるので、渋滞が特にひどかったです。
看視員さんが「大変混雑していますので、立ち止まらずにご鑑賞お願いします」なんて事を叫んでました。
大変ですわ・・。
「紫陽花双鶏図」はポストカード購入。じっくり見られなかったのが残念です。
「鳥獣花木図屏風」は千葉市美術館に行ったときに、ポストカードとボールペンがセットになっている物を見つけて、それを購入してました。このセット、東博では見かけなかったなぁ。
ガラスケースなしで、光の効果により絵の表情がどのように変化するのか体験できるのが第四室。
金箔を使用した屏風は、オレンジ色の光のときに、黄金色が一番良く映えて見えました。
蝋燭の明りの元で見るのが、一番綺麗に見えるのかなと。
白い色、白熱灯の明りだと、色が飛んでしまいます。
雪景色など、白い色を多く使用している屏風は、やや薄暗いほうが白色が映えて見えます。
冬の日は陽射しが暗いから、その中で鑑賞するのに適しているのかな。
じーっと立っていないと移り変わりが分かり難いので、時間に余裕がないと楽しめないですね。
長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」は少し前に「な○でも鑑定団」で紹介されていて、見てみたいと思っていた作品。テレビで見るよりも、本物の方が何倍も良かったです。屏風にはみ出すほどの大きさで描かれた白象と黒牛。その体と大きさに対照的な、小動物が書き添えられています。
白象にはカラスが。黒牛には白い子犬が。この子犬がまたデレンとしていて、可愛いのです。
この作品はポストカードが見当たらず・・。残念。
PR