潜入なんて初耳だよ!!とリリー、ニック、ウィルが、今まで黙っていたことを責めています。
まあ、人には秘密があるもんですから。スコッティが潜入していた麻薬組織の一員だった男ラミーロが、今回起きた殺人事件の犯人だったのです。それで、アナの殺害もラミーロがやったのではないかと、再捜査が行われることに。
潜入中はアルバロと名乗っていたスコッティ。そのことをラミーロが突っ込むとブチ切れです。
このラミーロさん、どこかで観たと思ったら『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』に軍人役で登場してましたよ。ほんのちょい役でしたけど(汗)
「アナは足を洗ってコロンビアに帰るつもりだった。ドラッグ回収場所のモーテルで別れた」
スコッティはアナに特別な感情を抱いていたようです。リリーも友だちだと信じていたので、意外な表情をしています。
ラミーロは自分は殺害していないと主張。アナは有能で妹の学費を稼ぐために、危険な仕事を引き受けていたのでした。
「誰かが俺に濡れ衣を着せようとしている」
胃の中に二十万ドルも入っていれば、むざむざ死なせるわけにもいかないってか。
スコッティ、困っている人に惹かれるやすいかも。でも、相手を幸せにすることが出来ないでいます。
うーん、アナの事件はなんとしても真相を突き止めなければ。
教会の神父ペラルタが、コロンビアからの移民を世話している。アナが亡くなっていたのも、センと・アビゲイルの地でした。これには何か繋がりがありそうです。
アナとその友人たちは不法移民だったため、刑事には知らないと言うしかなかった。だから協力できない。
でも神父さんは彼らのために尽力しています。ああ、声がグリッソムと同じ人…。
アナにはセシという名の友人がいて、麻薬中毒で苦しんでいた。ここから手がかりが得られると良いのですが。
現在のセシは、豪邸でお手伝いをしています。当時、逃げる時に腕に深い傷と負い、その痕が今も残っています。アナはドラッグの詰まった袋を二つ盗み出し、引き換えに自由を得ようとしていたのです。ラミーロがそれを許すはずもなく、二度とアナと会うことはなかった。
セシはそう話すのですが、当時ドラッグを咽から手が出るほど欲しかったのはセシのはず。でもあの衰弱した体ではあんな残酷な殺し方、出来ないだろうし。
「根が悪党なんだよ、手前は」
スコッティの怒りが爆発。ラミーロもそんなにちょっかい出さなければいいのに。
アナはアルバロを便りにしていた。捜査中の身で、個人の情を表に出すのは命取りになるのに。
空港からモーテルまでの車中で、スコッティはアナに好意を抱き、何かあったらと電話番号を渡していました。
彼女もアルバロの正体が警察官だと分かっていたと。電話番号が自分の所属する部署のもの。
スコッティは電話を受けていない。アナは電話をかけている。
このすれ違いが、転がり始めた運命を更に悪い方向へと仕向けてしまったのかも。
麻薬を売って金を儲けようなんて奴は、最初から救いようがない、ってのは誰が言った言葉でしたか。
電話を取っていたのは、当時のスコッティの上司フェルナンデスでした。
彼はアルバロなんて男はいないの一点張り。アナが署に姿を現したら、大物コルテス逮捕に支障が出ます。
アルバロに会いに来ようとしたアナを待ち伏せし、追い返していました。
すごすごと引き下がるしかなかったアナ。とぼとぼと帰り道を歩いていきます。そこへ一台の車が、アナの後を追いかけるように走っていきました。助手席にいたのは、金髪のメッシュを入れた女性。セシでした。
セシとあの人が付き合っていたなんて、ちょっと強引な展開かなと思ってみたり。まさかあんなに手の内をはっきり見せられていたのに(泣
リリーもだけど、スコッティにも幸せになって欲しいな。こんなに好意を寄せた女性が、次々に不幸に見舞われていたら、自分を責めたくもなりますよ。
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