以下の文章ではCSI:マイアミ5に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:マイアミ5 #2 抹殺された男
何このハーレーの集団、と思ったらマンションのベランダから人が落下して来ました。
アレックスによると、被害者ビリー・ボールドの死因は射殺。しかし部屋には争った後はありません。
今日は多忙で、検視には時間がかかってしまうそうです。しかもコーズウェイで事故が発生。大渋滞が予想されます。カリーは裏道を使って署へと戻るのですが…。携帯使いながらの運転は危ないですよ、と思ったその瞬間、黒い色の対向車が猛スピードですれ違います。カリーはハンドルを取られ、車は運河へと突っ込んでしまいました。水圧で窓ガラスがみしみしと音を立てています。ここは焦らず、落ち着いて。深呼吸し、息を止め、窓ガラスを割って脱出に成功です。大量の水が車内に押し寄せ、浮上するのも一苦労。ああ、大事な証拠が流されてしまいます。でも命には代えられませんから。
あれだけの事故があっても、すぐに職場復帰するなんて。カリー強いなあ。ちょっと痩せたんじゃないですか?
皮製の財布は水に濡れても、中に入っていたメモは無事でした。インクが流れても、塗料は紙に染み込んでいます。メモからV-RAYの文字が読み取れます。ギャングがらみの事件だとこれで明らかになりました。
銃声に反応して、録音機能が働く機械が設置されてるなんて。ハーレーで銃声はかき消されたけど、この独特な排気音で犯人たちの居所を突き止めます。
カリーのことをメス犬と呼ぶなんて、なんて奴だ!!と思ったら、正体は潜入捜査官ジェイク・バークレーでした。
どうやら二人は警察学校の同期で、一時期付き合っていたようです。これはカリーやり難そう。しかも事件のことについては、何も話せないと。潜入に費やした二年間が無駄になってしまうため、口を割りません。
カリーを襲った車が見つかりました。
ナタリアが運転席を調べると、シートが大分前に出ていて、背の低い人が運転したとしか思えません。
被害者ビリーは本名をケン・マカーシーと言い、セスとともに潜入していた捜査官でした。
クリプトレングズは組織化され、社長や経理に当る人がいるそうで。ビリーは組織のお金をごまかしていたとか。
それを怨まれて殺害された?
銃弾は下方から発射されたと分かりました。しかし、遺体やベランダに発射残渣は残っていません。
カリーはトリップとともに、現場へと戻ります。
ちょっと手を貸して、とカリーが上へ上ったときに、トリップ刑事の顔にカリーのお尻が!!でも重そうにしていただけで、何の反応もなし。つまんないなあ…。
カリーは、CSと呼ばれる特殊な銃が殺害に利用されたと断定します。コーナー・ショットと呼ばれるそれは、銃を装着させると九十度曲がった角度からの発射が可能となります。物陰に隠れながら、射殺ができる。
側に落ちていたリンゴから、指紋が取れるといいのですが。
この指紋はボールドの奥さんのものでした。潜入というと映画やドラマのようで格好いいけど、夫が自宅に帰らないときは浮気を疑ってしまいます。それで週に何度か、ボールドの仮の姿で過ごしているマンションの下へとやって来たのでした。無事を確かめるためとは言え、ちとストーカー入っているかも…。
特殊な銃だったため、犯人はすぐに分かりました。ATFの職員、ジェイク・バークレーの名で登録されていたのです。カリー動揺中。ジェイクはボールドと上手く行ってなかったのです。引き金についていた、黒い粘液から誰かがジェイクに罪を着せようとしたと分かったから良かったものの。
銃を無くしたというのは、いい説明の仕方じゃないですが、これが真実なのだとどうやって理解してもらえと。
CSはセス・アンドリュースという男が、密売して一儲けしていました。
ホレイショの力添えもあり、セスはワシントンとの司法取引に応じます。クリプトテングズのメンバー、ホークがこの銃の密輸に関わっていました。今更自白しても遅いって(汗)
まさか奥さんが夫の身を心配して、通っていたことが殺人に繋がるとは。
本当は自宅にもちょくちょく帰宅したらマズイものね。カリーは黙っていたけれど。お互い覚悟の上とはいえ、辛いものがあります。裏切り者は死亡。その掟のもとに、今回の事件が起きてしまいました。
ボールドは命の危険を感じても、麻薬を拒みました。だから狙われたのだとジェイクは言います。彼は、麻薬に手を出していました。ホレイショはレイモンドのこともあり、ジェイクに忠告をするのですが馬の耳に念仏。
そういえば、24のジャックもメキシコで潜入したとき、ドラッグ中毒になってましたものね…。
体張って、家族犠牲にして。
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