ギャングのミゲールが犯人だと思われるのに、証拠が見つかったいないために逮捕できずにいる。
一件片付ければ、全て解決する。
ルーサーは殺される前に、「ウェブ・Dの仕返しだ」とある男を銃で撃っていた。弾は太ももに当り、相手は一命を取り留めていた。スコッテイは傷口をぐりぐりと痛めてつけて、なんとか証拠を聞き出そうとします。スコッテイって、こんなタイプだっけ?
一番最初にヴォーンが殺されたとき、母親もバブリーも幼いパトリックも頼ってくれた。けれど今バブリーは薬中毒となり警察を信じようとしない。事件が未解決なのもあるけど、人種に対する偏見が一番の壁のようです。
白人のリリーが自分たちを見下している、そう信じているのです。
リリーの最初のパートナー、ファル・グラムはそういう人物でした。
「この仕事を続けてりゃ、そのうちに血も涙も干上がる」
そういう風にはなりたくなかったのに、今の自分はそうなりつつある。リリーは苦悩しています。
そこにスティルマン登場。やっぱりいい人だ。リリーはファルのようにならないと、励ましてくれます。最初にスティルマンのような人と組んでいたら…。そう思ってしまいます。
セドリックが亡くなった日に、母親がミゲールと一緒に麻薬を吸っていたとの情報が入り、リリーとウィルが聴取をすることに。
なかなか真実を話そうとしない母親対して、リリーがブチ切れ。椅子を蹴飛ばして脅しをかけます。
ウィルは目をますますまん丸くして、驚いてます。
リリーもこんなに荒っぽくなかったよねえ。
セドリックの遺体が何処のゴミ捨て場にあるのかと交換に、ミゲールとの取引に応じた母親。
自分の息子を殺した相手の言うがままになるためには、その後の人生をも犠牲にしなければならなかった。
「ウェブ・Dの仕返し」とは。
セドリックもそう言ってミゲールを殺害しようとし、反対に殺されてしまいました。
ヴォーンが死んでから、家はめちゃくちゃだ。そうミゲールを逮捕できていれば、バブリー家はこんなことにならなかたった。リリーにはそれが分かっているから、余計にいらいらしてしまうのでしょうか。
四人も死んで、その原因が分かったときに空しさを感じました。
パトリックの作文がコンクールで賞を取り、そのお祝いにもらったキック・ボード。その愛称がウェブ・Dだったのです。ミゲールがキックボードを取り上げたことが因縁の始まりでした。
ミゲールの後は、ギャング二番手のヘスウスが引き継ぎ、恋人まで引き継ぎました。
ギャング撲滅にはならなかったけど、これでリリーにもバブリー家にも一段落が付いたと思います。
母親も麻薬自立センターに通う兆しが見られたし。
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