2000年11月
テネシー州のカウボーイがフィラデルフィアへとやって来ました。
バンドでカントリーを歌っていたのですが、ここでデビューのチャンスが見えてきたのです。
メインボーカルのトラック・シュガーが射殺され、事件はコールドケース入り。
ウィルの元相棒ギャレットが、殺人課に事件の解決を頼み込んできました。ウィルは「あいつは仕事をしない男だ」と不愉快な表情です。スティルマンの「被害者のためにやろう」の一声で、捜査を引き受けることになりました。
ナッシュビルへの出張捜査となるわけですが、誰が行くかでもめています。
うーん、そんなに何もないような所なのかな。ウェスタンベルト持ってないから!!なんて言ってる人もいたし。結局リリーとカントリー嫌いなスコッティに決定しました。そういえば、スコッティはニューヨークへも出張してましたっけ。
ナッシュビルの殺人課は、これまたフィラデルフィアとかなり雰囲気が違います。
“ナッシュビルのおやじさん”と呼んでくれ、なんていきなり言われても面食らいそうです。
フレンドリーと言えばいいのかな。うーん、でも仕事上だとやはり難しいような。
トラック・シュガーの奥さんがお気の毒でした。なんだかんだ言っても、ちゃんとお墓の場所を空けてあるのだし。別れるためにわざわざフィラデルフィアまで会いに行き、それが永久のお別れに。トラックが本当に愛していたのは奥さんなのにね。事件解決後にその事は伝えられたのかな。
“有能な刑事は結婚できない”発言、驚きました。
いきなり何を言い出すのかと思ったら。スコッティやリリーは、仕事にのめり込み過ぎるあまり家庭崩壊タイプとはちょっと違うと思うのですが・・・
華々しくデビューできなくとも、地道に好きなカントリーを歌い続けているトラックの兄の生き方が良かったです。
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