ケンジントンでは、男性がダンスをやるのはタブーだそうで。
男は男らしくてな雰囲気なんですかね。芸術学校さえも浮いているなんて、どんな場所なのかな(汗)
モーリスの兄グラントは高校でレスリングの選手として活躍しています。いかにも体育会系で、弟がダンサーを目指していることに腹を立てていますよ。現在では、父親が経営するマーケットの手伝いをしています。足をひきずっているのを見ると、レスリングは諦めたのかな。あまりの老け具合に驚きです。
モーリスが芸術学校のダンスレッスンを覗き見していたところを、グラントに見つかってしまいました。
にしても、あんなに殴りつけなくとも。
クリスタルという名の少女が、初対面にもかかわらず彼女のフリをして助けてくれました。
にしても、いきなりキスかよ!!
“才能ある者同士”と、自分で言っちゃうところがたまにキズですなあ。
クリスタルの彼氏だったカルロスは、当然いい気がしません。
グラントに恥をかかせようとしたことが、裏目に出てしまうとは。
ヴェラのことをあーだこーだと言う前に、もう少しメタボ対策を去れたほうがよろしいのでは。スパッツ穿くならね~。
ダンスレッスンの担当教師ドクター・リロイですが、見た目は怖いけれどとてもロマンチストな人だと分かりました。
営業中のスーパーで踊るのは、他のお客さんに迷惑ですよ・・・
モーリスの熱意が、リロイに伝わったのはよかったけれど。
父親のパットは、喧嘩したまま死に別れとなったことを後悔しています。
兄弟のうち片方だけに愛情を注ぐのはよくない、と言ったけれど母親はモーリスだけに愛情を注いでいました。
父親は兄を、母親は弟を。でもそれだけでは駄目ってことですか。
家族の中でも相性はあるから、難しいとなあ。あからさまなのは、良くないけれどね。
モーリスが最期に助けを求めたのが自分だと知ったら、より悲しみが増してしまいそうです。
グラントは自分の強さが見かけだと分かっていて。
モーリスは自分が出来たのだから、兄にも出来ると思って励ましただけで。
グラントにあれほどの膂力がなければ、モーリスも死ななくてすんだかもしれない。
遺体が見つかって、犯人が逮捕されて、それでも誰も救われない。
モーリスの遺骨が埋葬されたことぐらいしか、いい事がないような気がします。
落ち込むなあ。
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