オープニングからして『セブン』風で、もうやられました・・・。
エリート組に反発する叩き上げの刑事さんたちの図も、なんだかんだで上司(警部)には従うのでほんわかムードが漂います。事件が殺伐としているので、これは大事。
まずはスーツを着ろ!!命令が出たときに、最初はネクタイでからかっていたけれど、次からは皆さんビシッと決めてました。
切り裂きジャックの模倣犯だ!!と張り切ったときには、皆さん文句を言いつつも本をしっかりと読んでました。
やはりマイルズ刑事が、全体をまとめているのがいいんでしょうねえ~。
ジョーには脅迫神経症っぽいところがあって、身の回り物は定位置にないと落着かないタイプ。この人、大丈夫かなと心配になります。
頭痛がするとこめかみにタイガーバームを塗り、和風弁当を食べ緑茶好き。そして右の小指に銀色の指輪。マイルズ刑事がゲイでも構わないと突っ込みをいれたくなるのもなんだか分かります。本人に対してよく言った(笑)
書物で事件を学ぶ優等生タイプから、足で動き回り現場を知るタイプへの変化は爽快です。あの無精髭あたりからですね。マイルズにちゃんと寝なきゃ駄目だと怒られて。ケントは一人で泣いている、というのが彼にぴったりで悲しいなあ。
ジョーは父親を亡くしているので、まるでマイルズが父親みたいです。
鯉にエサをやって癒されるというマイルズ。なんだか急に親近感を抱いてしまいます。
その後に開かれたマイルズの誕生パーティーで、鯉のエサをプレゼントするジョー。部下への気遣いも忘れません(笑)
切り裂きジャックウォークツアーのエドワード・バッカー氏。ジョーも頼りにするよきアドバイザーでしたが、犯人を止めようとして、逆に利用されてしまいます。生涯のライフワークを破棄し、連続殺人を止めようとした努力が報われて幸いでした。
結局犯人の動機も身元も不明でしたが、ジョーが予想していたので納得。
バッカーも含めて、シリーズ化しそうな終わり方でした。登場人物それぞれに特徴があって、面白いなと思い始めたらもう終わり。
録画しておけばよかったな~。
PR