読みかけなのは「変身物語」オウィディウス作。岩波文庫ので上・下なんだけど、けっこうぼろぼろでページが外れそうなんだよね。図書館で新しいの入れてくれないかな~。
幼い頃、ギリシア神話の物語の本が一冊あってよくそれを読んでいました。
その中の、ナルキッソスやアラクネなんかの変身してしまう物語を集めたのが「変身物語」。
結構、ゼウスなどの神々が綺麗なねーちゃんを襲っては身篭らせています・・。
ゼウスの場合はヘラが嫉妬して仕返しをしまくるのですが、結局はゼウスはヘラの側につくんだよねぇ。
襲われた側としては、大迷惑だよ・・。こちらに非はないというのに。
大人になって読んでみると、結構えらいこっちゃな物語が多いです。
復讐のために自分の子どもを殺して、料理にして旦那に食べさせるとか。
日本は菜食中心だったからか、この手の復讐劇ってあんまり聞かない気がするのですが。
単に私が無知なだけでしたら、ごめんなさい。 あとは「バーティミアス」。これは児童書です。現在第二巻。次に予約が入っているから、早く読まないと。
しかし、約七百ページもあるんですよ。面白いのですが、大人でも結構引きますって。
かくいう自分は京極作品好きなんですけど。本棚がぱんぱん。
「バーティミアス」は全三巻。一巻はロンドンが舞台。魔術師たちが政府の中枢を支配し、一般人は彼らを支える役目を果たしています。富裕層は魔術師達が圧倒的に占めています。
主人公の少年ナサニエルが、使い魔ジンのバーティミアスを呼び出した事から物語は始まります。
バーティミアスのお気に入りの人間はプトレマイオス。古い時代から人間に仕えているのです。
無形のジンから、人間の形を取るときはプトレマイオスの姿になる事が多いですね。
この物語の何が面白いかというと、バーティミアスの愚痴。
ページの下部に、注記として愚痴が書かれています。
第二巻はロンドンとプラハが舞台になっています。写真はカレル橋からプラハ城を見たところ。
この橋もバーティミアスが造ったのでしょう(笑

PR