一人で何役もこなす舞台ですが、ならではの笑いもあって面白いです。
道元役の阿部さん、とっても背が高い!!座禅を組んでいても、存在感があります。夢の世界に迷い込み、新興宗教の教主と道元がごっちゃになるところでは、恐怖を感じました。あれってロボトミーですよねえ・・・
只管打坐とか正法眼蔵って、日本史でさんざん勉強したはずなのに漠然としか記憶になくて。一幕目は少し眠気に襲われてしまいました。
僧二、少年道元役の栗山千明さんは、利発な少年時代を演じられていました。はきはきしていて可愛かったです。他の小坊主さんよりも、年長のお坊さんよりも素で抜きん出ているのが笑いを誘います。仏教についての問答で、内容はとても難しいのですが。台詞覚えるの大変だろうな、なんて思ってしまいました。
義介、青年道元役の北村有起哉さんは、少年時代とうって変わって平凡な青年といった感じでした。異国の地で勝手が違うのかなと。高橋洋さんが演じる“日本語を喋る中国人”に圧倒されていたような気がします(笑)筆で襖に木へんの漢字を次々に書いていくのは、小学生が漢字を覚えるのにいいかも。
青年道元は、お山に上ったあとでめちゃくちゃ突っ込みを入れられていましたが痛くないのかと心配に。とってもいい音がしてましたから。
何をやっても突っ込まれるってのは、逃げようがありません。勢いつけて走り抜けていくし。
義尹役の高橋洋さんですが、あの白塗りの公家姿が(笑)枕詞が長すぎです。舞台の両端に電光掲示板があって、歌のタイトルや場面の解説が表示されていました。台詞を聞いただけでは瞬時に理解できなくても、解説を見ると何が起こっているのか理解しやすかったです。すいません、勉強不足で。この前に観た洋さんの舞台が『リア王』だったので、なんだかギャップが凄かったです。『道元の冒険』では歌声まで披露されていて、歌ってる!!と感動してしまいました。
義奘役の木場勝己さんですが、進行役も勤めつつ、大事な役どころをしっかりと抑えていて素敵でした。これも私がやるんですか、と嫌々ながらもやってしまいあたりが笑えます。
最後のオチは、私の頭では付いていけませんでした・・・
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