山口晃さんのの屏風型巨匠カレンダーを入手したかったので、金曜日の夜間開館を狙って行きました。当日は三時ぐらいから「今日は何があっても定時に上がります!!」宣言をしていたのですが、こういう日に限って仕事が山積みでして。なんとか目処がついたので、後は遅番の人にお願いし職場を後にしました。
サウナの中にいるような湿度の高さのなかで、平成館を目指します。
合言葉を言ってカレンダー入手。
カレンダー部分を切り取ると、後はポストカードとして使用できるようになっています。あと、この絵柄の缶バッヂのがちゃがちゃもありました。1回200円です。狩野永徳が出ましたよ。使い方がわからずに、時間がかかってしまいました。その間に背後に人が・・・すいませんでした(汗)山口さんの原画も展示されていました。雪舟、運慶、快慶がお気に入りです。
屏風、襖絵は人ごみをぬいながら、なんとかじっくりと観る事ができました。茶碗や掛け軸は、そのときによる感じで。
蕭白の『群仙図屏風』の妖艶な感じが好きです。仙人はセピア色だけど、そのほかの子どもや女性たちは天然フルカラーで。耳かきしている姿態が、艶かしくてくらくらします。まとわり付いている白い巨大なカエルもいいな。
応挙と芦雪の虎は可愛いらしくて、襲い掛かるというよりは飛びつこうとしているといった趣ですけど。あの毛並みがたまりません。
宗達、光琳の風神雷神図屏風を見逃した?!と思ったら、会期後半の8月11日から17日までの公開なんですねえ。とてもじゃないけど、大混雑が目に見えていますよ。
常設展の特集陳列「六波羅蜜寺の仏像」がよかったです。さすがに空也像はなかったですけど。僧形坐像(伝平清盛像)は、日本史の教科書に載っていたあれです。壁が黒色だと落ち着いた雰囲気になるのか、静謐な空間でした。
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