ファームベールの囚人110人を解放せよ。開き直ったファイエドは、新しい要求を突きつけてきました。
デビッドだったら「テロリストとは交渉しない」と言っただろうなと想像せずにいられません。
つくづく惜しい人を亡くしました。
ファイエドの部下の尾行を続けようとして、人通りの少ない通りを走らなければならないことに気づいたジャック。わざと車をぶつけて事故を起こし、通りがかりを装ったアサドが部下の男を親切心から送っていくという筋書きとなりました。カーティスのチームも合流することに。
ジャックがアサドと手を組んでいることに、カーティスは怒っています。アサドはこれまでの二十年、テロに明け暮れていました。それを何を今更和平交渉だ、と思っているようです。
部下の男は貸し倉庫へと向かっていました。
倉庫の中には、チェコ語か書かれた木箱が山積みになっています。
残念ながら、スナイパーの姿に気づいた男は、手榴弾で自殺を図ってしまいます。
現場にあったパソコンは爆破による損傷が大きいものの、最後にアクセスしたデータは読み取りが可能でした。ファイルはアラビア語とロシア語で書かれています。アラビア語はアサドしか読めません。ジャックも勉強していないんだなと思ってみたり。
それは核兵器用の起爆装置の設計図だったのです。またしても核の脅威ですよ。
旧ソ連のスーツケース核爆弾で、コードネームがサイファー・リンという男が係わっています。
サイファー・リンの写真を見たアサドが、本名はハッサン・ヌメールだと告げます。
ハッサンはファーム・ベールの囚人でした。この男を釈放するのがファイエドの目的だったのです。
一方、「俺の名前はアーメッドじゃない。アハメットだ!!」とブチ切れていた少年ですが、ナイフで左太ももに深い傷を負ってしまいました。これでは包みを持っていけません。
スコットと母親を人質に取り、父親に包みを持って行けと脅しをかけます。「こいつを助けるんじゃなかった」という空気が流れています・・・
包みの中は札束の山でした。この金と引き換えに、起爆装置を手に入れる手はずだったのです。しかし、金額が折り合わず悲劇が起きてしまいました。家族を人質に取られた時点で、警察に通報することは出来なかったのかなあ。
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