以下の文章ではCSI:マイアミ4に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:マイアミ4 #20地獄で愛して
廃屋となったホテルを探検する二人の若者。床が抜け落ちて、落下した先は腐敗が進んだ遺体の上。
立ち上がろうとすると、腕を掴む者がいる。遺体は二体。しかし、一人は重傷を負ったが生きていた。
アレックスが昆虫学者に聞かないと、死亡推定が分からないと言ったときに、「グリッソムを呼べ!」と叫びそうになりましたよ。グリッソムもよく蛆の成長具合から、死亡推定やってましたからね。
被害者はバルガス兄弟で、パートタイムでビルの管理人をやっているわりには、豪華なマンションに暮らしている。裏の仕事で儲けているのではないか。トリップ刑事たちが部屋を訪れると、何者かに先を越され、荒らされたあとだった。ホレイショは、床下に百ドル札の束が隠されているのを発見する。
成田空港で両替すると、百ドル札渡されて困るんだよなあと、ふと思い出してみたり。
札束の端がネズミに齧られたあとがあり、麻薬カルテルがらみの金だと思われた。
そして第14話「影からの逃亡者」に登場した強盗二人組のレオとシエナが再登場。シエナが橋の上で鞄からばらまいた札束が、同じようにネズミに齧られたあとがあったのだ。二人はホテルの殺人に関わりがあるのか。
二人は警察を出たところだった、ホレイショが殺しについて質問すると「マイアミは犯罪が多いから、怖いわ。警察も苦労するわね」って、あなたたちに言われたくありません。
テレビの取材班がその場にいたこともあり、二人は立ち去ってしまう。ウルフはレポーターのエリカに、二人の取材を続けるなら命を落とすかもしれない、と忠告する。
一命を取りとめたマリアナだったが、弾丸を摘出すると命にかかわるということで、シエナとレオの持っていた銃の弾丸と比較することはできない。
ホレイショはレオたちの警備を付けようとします。優しいねえ。レオは盗んだ車に現金が置いてあったのだという。車の持ち主で銀行の支店長でもあるダニーは、他のバンからレオたちが大金を盗んだのを目撃したのだと説明する。
カリーたちが車を調べると、ドアパネルの中に現金が隠されていた。
レオたちが金を横取りしたため、兄弟は殺傷されたのだ。新型のパーキングメーターは、撮影機能つきだとか。隠しカメラが備えてあるんですねえ。
ＦＢＩ捜査官のエリオットが、別件だとかで支店長を逮捕し連行してしまった。ホレイショはありえない話だ、ご立腹。でもどうにもできないことは分かっていても、つい文句を言ってしまう。そこへ、シエナとレオがマイアミ市民の協力を経て強盗をしたとの一報が入る。これはありえる話だ。
でもお店の人にしては散々だよなあ。
エリオット捜査官がホレイショのもとに、探していた９ミリ銃を持ってきた。
支店長は、麻薬カルテルのボス、スエロに金が足りないと言われた。マリアナたち兄弟を問い詰めるが、金は取っていないと言い張る。兄弟は嘘をついていない。レオとシエナの二人が持ち去ったのだから。
焦った支店長は、怒りに駆られるまま二人に発砲してしまう。
シエナとレオは、前回と同じように橋の上で追い詰められた。自分たちの運命に酔いしれたのか、二人揃って橋から飛び降りた。ウルフたちが心配そうに見守る中、二人の遺体が浮かんでくる。川底浅そうだもんね…。
二人が乗り捨てた車のトランクには、麻薬カルテルのボス、スエロの遺体が。レオとシエナは後戻りできない所まで来てしまったのだ。テレビに映されて自分たちを語ることで、自分たちを見失ってしまったのだろうか。
カリーはエリオット捜査官に怒りをぶつける。なぜ同じ犯人を追っていたのに教えなかったのかと。うわー、怖いです。思いっきり怒ってます。確かにうちのラボはスパイが多いけど…って、ダメじゃん。
「あなたが信用できない人だってよく分かったわ」
さて、エリオット捜査官に次の出番はあるのでしょうか。
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