以下の文章ではCSI5に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:5 #17制御不能
フライトアテンダントのマーサ・クレルが殺害された。パイロットやフライトアテンダントがよく利用するホテルの一室で。部屋に乱れはなく、消毒薬や漂白剤の匂いが漂っている。犯人は完全に証拠を消し去った気でいる。
病院の匂いとはブラス警部の表現。死後約十時間経過し、両掌には防御創。鋭い刃物で何十箇所も刺されている。バスタブの排水口に髪の毛が絡まり、血液反応が見られる。ここから犯人に繋がる証拠が出るといいのですが。気持ち悪いくらい綺麗。
ブラス警部が差し入れにドーナツを買ってくる、と言っていましたが、ブラス警部はよくドーナツを買ってくるなと。
なんだか食べたくなってきました(笑)
サラがグリッソムに呼ばれて行くと、そこにいたのはエクリーだった。エクリーはグリッソムを呼びつけた気でいたため、サラが現れて拍子抜けした様子。
五年前にエクリーが担当した殺人事件の手口が、今回のと似ているという。
フライトアテンダントの女性が乱暴されて、殺害された。現場は漂白剤で掃除されていて、犯人の指紋が残されていたが、絨毯の模様に混じってしまいはっきり判別できない。
しかし、今は機械によって指紋だけ取り出すことが出来る。
「変わり者って自覚していたのね。変わり者って必要なのよ」サラの慰めは慰めになっていないような(苦笑)
ホッジスは漂白剤に木の香りがほのかにするんだけど、とグリッソムにご報告。今日もグリッソムを大将と呼んでご機嫌です。
「匂いを嗅いだ?」
「呆れた?」
「いや、君に初めて感心した」
面白すぎです。
事件が起きたホテルでは、漂白剤にシダー・チップを混ぜていた。漂白剤独特の匂いが中和されるからだという。メイドだけが手に入れられる。そして支配人も。
今回はサラもグレッグもホッジスもお手柄でした。
少年が自室のベッドで撲殺されて死んだ。抵抗した後はない。
カバリエ刑事は、少年の兄がやった、顔を見て一目で分かったと、自白に持ち込ませようとします。
しかしニックは証拠も無いのにそんなことはできない、とやんわり刑事のやり方に反対します。
なんだか険悪な雰囲気。
キャサリンは放っておくようにと。
ウォリックもロッカールームで、マット・ホーキンスの自白があれば大丈夫だと。
しかし実際に自白しても刑事を怖がってのことかもしれない、というニックの熱意に押されて、何時の間にかウォリックも事件を手伝っています。
現場を再現し、犯人の捨てたTシャツと血痕の位置を比較する。マット・ホーキンスが犯人だった。
なぜ殺したのか。
おねしょをばらされたから。
両親の慟哭にも、自分の犯した罪の重さも理解できていない少年。
刑事は、経験から兄の犯行だと分かったのでしょう。でも証拠がなければ、冤罪になってしまうかもしれない。
ニックが謝罪しなかったのも理解できるし、刑事の謝れという怒りも理解できる。
犯人を逮捕する、それだけなのに。
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