以下の文章ではCSI:6に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:6 #8 銃弾のカオス 後編
高校生を銃で殺し自転車を盗んだ被疑者が、何者かによって狙撃された。
口封じのためのプロの仕業。しかしなぜ被疑者がこのモーテルに宿泊していると分かったのだろう。
射殺された被疑者は、前科がありメキシカンマフィアとの繋がりがあった。
モーテルの向かいの建物の一室から、薬莢が見つかる。捕まらないという自信があるから、薬莢をその場に残したのだろう。施条痕を比較するが、持ち主は不明。過去にロサンゼルスで、麻薬がらみの事件が起きた時に使用された銃であることだけは分かった。
謹慎中のソフィアは、グリッソムのオフィスを訪れる。間違ってベル警察官を撃ってしまい、死に至らしめてしまったショックから逃れられないため、誰かに話をしたかったようです。
でもグリッソムは話は出来ないと断ります。それでもソフィアは話続ける。そこにサラがやって来ます。
ソフィアがいることに表情を曇らせ「ここにいるべきではない話がしたいなら、友人に話せばいい」と忠告します。CSIを離れて刑事になったソフィアが、グリッソムのもとに相談に来るのは、サラとしては愉快なことではないでしょう。グリッソムはソフィアのこと気に掛けてますしね。
ソフィアは「プライベートの友人なんて数がしれているし、家族に話そうとしても母親も警官だし…」とやや逆ギレ気味。我に返ったソフィアは、オフィスを去っていきます。CSIにいた経験もあるから、証拠から自分が撃ったのか否か確かめたかったのかなとも思いますが。
両親は警察官で、自らも望んで警察に入ったソフィア。仕事一筋なのは、グリッソムやサラと同じようです。
何処か逃げ出せる場所がないと、気分転換できなくて潰れてしまいそう。
グレッグは広範囲に渡る、大変な証拠集めを見事に終え、結果報告をグリッソムにしていました。
そこへホッジスが検査の結果を持って登場。
ホッジスにとってグレッグはからかいの対象。なんだかんだといじめます。ホッジスが去ったあとにグレッグは「むかつきませんか?」とグリッソムに同意を求めます。
「他の部下とそう変わらない」と言って去ってしまうグリッソム。
グレッグとしては散々です。ホッジスは口は悪いけど仕事は出来るから、グリッソムにしたらそんなに気にするほどのことはないんでしょうね。
同僚だったらムカツクでしょうけど(苦笑)でもホッジスが出てこないと、CSIっぽくないなと思う今日この頃。
現場を再現して検証するために、銃火器担当のボビーが所有していた銃を持出したホッジス。
でもグリッソムの命令で事件を再現したために、銃に傷が付いてしまいました。
ボビーは事情を知らずに、ホッジスを責めます。それでも「自分は一兵士にすぎない」とグリッソムのことは黙っていたホッジス。サラはその様子を見て微笑んでいます。
ベガスのスタッフさんは、各担当さんごとにオリジナリティーがあって観ていて楽しいです。
今回は、エクリーに五人も子どもがいると分かって驚きました。独身だと勝手に思ってましたよ。
でもキャサリンも「ええ!?」って表情してましたから。
なんでそんな話になったかというと、麻薬の運び屋の女性が妊婦の格好をしていたから。
同じ運びやの男性も逮捕されましたが、二人は終身刑になるぞと脅されても口を開きません。
おそらく麻薬カルテルがこの事件の背後に存在しているのですが。
殉職したベルを撃った弾が見つかった。
しかし銃の型は分かっても、線状痕が潰れてしまっているために特定ができない。
そこでグリッソムはニックたちを連れて、現場で再現をします。
ベルの葬儀の日、制服姿で弔問に訪れる。しかし参列者たちからは、あいつのせいでベルが死んだのだと、じろじろと白い目で見られます。針のむしろ。
エクリーが近づいて、査問委員会でもおそらくは考慮されて罪には問われないだろうと慰めます。
それでも慰めにはなりません。
ベルの娘を思われる少女が近づいてきました。
「可愛い娘だね」
場の空気が変わります。ドアの向こうからベルの未亡人が姿を現しました。
二人はお互いに近寄り、部屋の真中で抱き合います。
うう(泣)
ベルの奥さんは、なんていい人なんでしょう(泣)
この事件は被疑者を射殺したスナイパーも分からないし、どこが麻薬を密売しようとしていたのかも分からず終いです。
ベルのためにも、この決着はつけて欲しいです。
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