ケプラーの悪夢は凄まじいものがあります。勤務中はスーツ姿できめているから、悪夢にうなされる普段着姿の彼を見ると、大丈夫なのかと心配になります。
冒頭でケプラーに助けを求めてきた初老の男性フランク・マッカーティーは、デニス・クレイグスの第一発見者でした。ケプラーはベガスに異動してきたばかりで、簡単には助けられないと断っていました。て、ことはフランクがデニスを殺害し、ケプラーにもみ消しを依頼したってこと。
ニックとケプラーがチームを組むことになりました。逆行捜査の件で、しこりは残っていないのかな。仕事は仕事という感じのニックです。
グリッソムお帰り!!髭伸ばしちゃって。ホッジスめちゃくちゃ嬉しそうです。しかもオンラインでグリッソムの授業を受講していたなんて。しかもスパンキーなんて名前で(笑)グリッソムが覚えているぐらいだから、よほど強烈なキャラだったんだろうなあ・・・オフィスに戻ったグリッソムは、机の上に山積みになっている書類を見てうんざりしています。
遺体から摘出した弾はケプラーが調べることに。すり替えられてしまうのでは(汗)
ニックはやたらとシリコンに反応していますが(笑)シリアルナンバーから女性はコートニー・エバンズだと判明し、ウォリックが自宅の捜査に向かいます。ヘルプとしてグリッソム登場。この二人で捜査するのも、近頃では珍しいかな。
コートニーのカバンがゴミ捨て場で見つかりました。ケプラーがさらにゴミ捨て場を探すと、そこからある物が見つかりました。
フラッシュバックとして表れるケプラーの過去。断片的ですが、その内容を見るとフランクの極悪ぶりが分かります。ケプラーはどの時点で、無実の男性を殺してしまったと気づいのかな。エイミーがフランクの娘だったなんて。エイミーへの愛情を、フランクに利用されてしまったケプラー。フランクが銃の処分を請け負ったのは、ケプラーの口封じのためでもあったなんて。
ケプラーがフランクに、これ以上庇いきれないと伝えます。すると、フランクはケプラーの指紋が付いた銃をCSIに調べさせれば、全てが明るみに出ると逆に脅しにかかります。ケプラーが罪に問われれば、彼が担当した事件の犯人は有罪から無罪になってしまいます。なんだかどうしようもなく辛いです。
何も知らないキャサリンはケプラーに、このまま遅番で一緒に働きたいと話しかけました。早番で雇われたのを、グリッソム不在の間だけ遅番になっていただけでしたものね。ケプラーも少し嬉しそう。
エレベーターの監視カメラから、第三者の女性の身元が判明しました。スージー・ギボンズという名の女性はフランクと一緒にいたのです。帰りのエレベーターには、スージー独りだけが乗っています。スージーが事件の目撃者ですが、命の危険が迫っています。
キャサリンがケプラーからの電話を受け、彼が死をも厭わない姿勢でいることを危惧し、慌ててグリッソムに電話をかけるシーン。今はスージーの命を守るのが一番だと諭すグリッソムを見て、主任は何事にも動じない強さが必要なんだなと思いました。
キャサリンはめちゃくちゃ動揺しています。
防弾ベストを着ていなかったんだ(泣)せめて、最期にキャサリンが間に合ってよかった。ケプラーが雪景色に溶け込んでいくシーンが、悲しいけれど綺麗でした。フランクとケプラーの罪が、どこまで捜査されるのかが気になるけれど。犯人であり、被害者であり、逮捕する側であり。ケプラーの捜査の仕方が風変わりだったのは、彼の過去が関係していたんだなと。母性本能をくすぐるタイプなのか、ラボの女性にも心配されてましたっけ。短い間でしたが、いつもとは違うCSIが見られたのはケプラーのおかげでした。
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