以下の文章ではCSI:NY2に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:NY2 #8悪い賭け
ポーカーでいかさまをした男が、部屋の中から追い出された。直後のドアベルが鳴り、覗き窓ごしに外を見た男がショットガンで顔を撃たれて死亡した。マンションのダストシュートから集められたゴミの山を、証拠を求めて探し回るリンジー。ドンは目撃情報を聞き込みに、一軒ずつノックしていく。時は深夜の三時で、住民の協力はなかなか得られない。出てきてくれても、パンツ一丁の太ったおやじだったりして。ドンは丁重に「結構です」と断わり、ドアを閉めてしまう。うーん、まずいんじゃないの(苦笑)いくら自分の苦手なタイプでも、聞き込みはちゃんとしないと。マック、ステラ、リンジーがこの事件を担当する。
ポーカーのいかさまが殺人に発展したのではなく、人違いによる殺人だった。犯人は、強盗に襲われたトラウマで仕事を失い、酒に溺れる生活をしていた。事件当日は大麻をやり、エレベーター内でカップルとトラブルになり、男性に殴らていた。殴られたからには、仕返しを。ショットガンを手に、部屋まで押しかけたのだが、階を間違えていたとは。うーん、犯人の娘は可哀想だけど、なんか無理やりなような…。新しいマンションなのに、エレベーターに監視カメラはなかったのかと。カメラがあれば、犯人逮捕はもう少し早かったのでは…。
ダニーとシェルドンは、セントラルパークのストロベリーフィールズで殺害されたお天気お姉さんの事件を担当することに。しかし、セントラルパークでの殺人事件って数が多いですねえ。ガイドブックにも夜は出歩かないように、と注意書きしてあるぐらいだけど。
貴金属が奪われたあとはないので、強盗の仕業ではないようだ。証拠は昨晩降った雨で、きれいに荒い流されていた。しかも死因は溺死。殴られたあとに倒れ、そこに雨が降り、運悪く水溜りの中に顔を入れる形になったのだった。なんかちょっと無理やりな気がしなくもないですが…。
お天気お姉さんタラの職場の机の引出しには、丸め込まれたテープが入っていた。死のきっかけになったものが写っているかもしれない。薬品をかけながら乾かして、見事にテープは再生できる状態に。しかしそこに写っていたのは、タラと男性のベッドシーンだった。ダニーたちが何やら真剣に見ているので、リンジーが後ろからこっそり近づいていきます。うーん、きまづいです。いくら証拠とはいえ。相手の男には、妻子があり、浮気をばらされるという動機がある。タラは一卵性双生児だった。姉妹のケイトは真面目な教師で、タラとは正反対の性格。ビデオのことを知り、顔が同じなのだから、世の中に出すのは止めるように頼んだという。
タラの頭部に付着していたガラス片から、カメラマンが容疑者に浮上する。壊れた三脚には、タラの血痕が付いていた。彼は、裏ビデオで一儲けしようとたくらんでいたのだ。それなのに、タラの気が変わったため、かっとして殴りつけた。でも、倒れたあとで救急車を呼べば、まだ命は助かったはず。タラの死因は、溺死なのだから。雨が降ったばかりに殺人犯になってしまったとは。この話もどこか力技なような…。
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