10月にドイツ・オランダ・ベルギーと周遊旅行に行ってまいりました。
年に一度の旅行のために、日々の労働に耐えております・・・。
ケルン→ユトレヒト→アムステルダムと北上して行きました。
ユトレヒトから30分ほど列車に乗りデン・ボッシュへ。お目当てはヒエロニムス・ボス・アートセンターです。
手元のガイドブック、オランダ政府観光局の資料には地図が載っていない!!
インターネットで地図を探して印刷し、アートセンターのサイトでも確認しておきました。
まっすぐ一本道なのですが微妙に放射線になってまして。しかも土曜日だったため、マルクト周辺には市場が立ち大勢の人で賑わっています。これでは通りの名前が確認できない・・・。迷ったかなと心配になったころようやく到着。
元教会だったとは知らずに到着。中に入って初めて気付きました。正面のオブジェが謎だったのですが、BS朝日で放送された『世界の名画』を見てようやく正体が分かりました。ボスが描いた噴水を、三次元化したものだったんですね~。

まずはボスの生涯を10分ほどの映像で学びます。オランダ語の音声に英語の字幕付きです。その後エレベーターで3階まで上がり、階段で下りてくるというルートです。残念ながら原画の展示はありません。複製画とタペストリー、絵画のなかに登場する様々なクリチャーズがそこかしこにいて、ボスが好きな人は十分に楽しめると思います。

地下聖堂だった場所は、ボスのアトリエを再現しています。なんだか楽しそう(笑)
下書きなども飾ってあり、もうボスへの愛情がひしひしと感じられます。

3階へ上がると、聖ヨハネ大聖堂を眼下に望めます。
ここからの階段はかなり急です。螺旋階段なので目が回る~。

観光バスで乗り付けるような団体さんはいなかったので、ゆっくり見て回ります。オーディオガイドが入場料に含まれていましたが、日本語はないので英語を選択。時間がない人のための短縮コースで見学しました。それでも90分ぐらいかかったのですが・・・。半日かけてじっくり見たかったなと後悔です。

街を上げて応援してます、って感じがいいですね。
PR