以下の文章ではGSG-9に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
GSG-9 #13 葛藤
ベルリン、テンベルホフ空港。
要人が到着するようです。ゲープたちが護衛についています。ゲープこんな所で奥さんと携帯で話ししている場合じゃないでしょ…。嘘を付いても、テレビに映っているから無駄なんだけど。
にしてゲープは結婚記念日を映画と食事で済ませるつもりのようです。普段のデートと変わらないんじゃ…。せっかく子供たちを祖母に預けたのなら、もう少しロマンチックにしてくださいよ。
アイスンがゲープの家を訪れてきました。マヤが出迎えます。うーん、特に会話が弾むでもなく、ただテレビと見るだけなのも気まずいです。
アフガンニスタンのアバジ大統領が訪独されるために、厳重な警備が敷かれているのでした。
ドイツに留学経験もあり、両国で良い関係を築きたいのでしょう。
守るべき側の衛兵が、妙な動きをしました。ゲープが気づき、慌てて庇います。衛兵の撃った銃弾が、カメラマンの腕を掠りました。援護射撃に付いていたコニーが、衛兵を射殺。
その頃アイスンはトイレを借りるふりをして、鞄から隠し持っていた銃を取り出しました。
衛兵による大統領暗殺に失敗した今、プランBを始めなければなりません。
マヤを人質にし、ゲープに大統領を暗殺させるというプランを。
衛兵はカイ・レーマンという名で、新婚さんでした。コニーがレーマンの遺体を見て、動揺していますよ。
レーマンの家に連絡を入れても、奥さんは電話に出ません。何かあったのではないか。注意を払って、レーマン家に侵入します。フランクちょっとぼーっとしてたような。たまーに皆さん英語が出ますよね。「Go Go Go!!」って掛け声してましたもの。語感がいいのかなあ。レーマンの奥さんは、首を真一文字に切られ、出血多量で亡くなっていました。後ろ手に縛られて、身動きが取れないようになっています。
デミアがフランクに「お前が奥さんを人質に取られたらどうする?」と尋ねてましたが、フランクも結婚してるのかしら。彼の私生活はあまり出てこないので…。
ゲープは本部に戻る前に寄り道をして、マヤへのプレゼントを購入しようとします。
しかし、駐車場の脇にある花を買うのってちょっと寂しいなあ。もっとちゃんとした花屋さんに行きましょうよ。
どうせ寄り道するならね。しかもデミアに「白い花束は縁起が悪いから止せ」って注意されてるし。
もっと豪華なのにしてくださいよ…。
携帯の着メロはドイツではあまり主流じゃないのですね。ゲープもマヤもシンプルな機械音です。
アイスンの働きにより、マヤは人質とされ、ゲープはテロリストから大統領の暗殺を命じられてしまいます。
レーマンの奥さんの遺体を目の当たりにしているから、ゲープの心配はいや増します。
CIAからはアル・タウィードの仕業ではないかと連絡が入りました。
予定されていた講演会は中止となり、ホテルで要人向けのパーティを行うことになりました。
スーツ着用で警備するようにとボスからのお達しが。
するとデミアが
「コニーのスーツは、アルマーニか?」
「アルマーニは趣味じゃない」
コニー冷たいなあ…。
ボスは衛兵射殺の件で、コニーはカウンセリングを受けるように、と指示を出しました。
そしてゲープにも家へ帰るようにと。せっかくボスが結婚記念日だからと考慮してくれてるのですが。
しかしマヤを人質に取られ、現場で大統領に近づくチャンスを失いたくないゲープは反対します。
デミアも訳が分からないでしょ。先ほどはわざわざ寄り道して家に帰ったのに。
ベルリン、グランドホテル。
大統領がトイレに行った隙を狙い、ゲープは暗殺を実行しようとします。しかし二人一組での警護が基本なため、デミアが付いて来ます。ゲープ、デミアのこと見つめ過ぎですよ。デミアを失神させて、大統領がトイレから出てくる所を狙います。しかし、引き金を引けず、逆に怪しまれてしまいます。デミアが庇ってくれたから良かったものの。
「プロとして行動しろ。それしかない」
デミアのほうが先輩に見えますよ。ゲープ落込んじゃって。ゲープは全てを打明け、デミアは報告すべきだと説得します。
なんだかんだでデミアは自分から報告しました。そこでデミアに八つ当たりしても、何も変わりませんから。
ボスの指示により、ゲープは大統領が帰国するまで、本部の一室に閉じこもることになりました。
意外に大人しく従ってます。これが某アメリカドラマだと、何があっても脱出して、事態を悪化させるのですが(汗)そういえば、同じような話もありましたね…。
テロリストたちは、携帯の電源を切ったままにし、足取りが簡単につかめません。
アイスンが捨てた携帯が、ゴミ収集車の中にあるました。デミアとフランクは無理矢理ゴミを出させ、スーツ姿で探します。フランクめちゃくちゃ嫌そうなんですけど(苦笑)デミアが電話をかけて、着信音から在処を割り出しました。「片付けといて」と簡単に言うけど、大変なんですから。おじさんたち、おもいっきり不愉快な表情でしたよ…。きっと訳分からなかっただろうし。
最後は一世一代の大勝負です。
大統領が空港から飛び立とうとした所へ、サングラスをかけたゲープが近寄り射殺に成功。しかし、ゲープも射殺されてしまいました。涙が止まらないマヤ。テロリストたちは顔を見られたことを理由に、マヤを殺害しようとします。アイスンはマヤを助けようとしません。これこそ無駄な死なのに。アイスンたちが人殺しと言われる理由がやはり分かってません。
扉が打ち破られ、GSG-9のメンバーがマヤの救出にやって来ました。もちろんゲープもいます。マヤを殺そうとした主犯は、額を打ち抜かれて即死。他のテロリストたちも、次々に拘束されて行きます。逃げようとしたアイスンに銃を向けるデミア。
兄が殺害されたのに、それでも…と話をしても、アイスンには届きません。ああデミア(泣)
地元のケーブルテレビ局と大統領は、なんていい人たちなんでしょう!暗殺の芝居に協力してくれるとは。
でもその地区の人たち、驚いただろうなあ…。
そして最後はゲープがマヤから家族か仕事、どちらかを選べと迫られて終わりです。
ううぅ、こんな所でまたしても最終回ですか。次のシーズンもあるってことですよね?IMDb調べたけど、分からなかったのです。ドイツ語のヤフーで調べようにも、本物のGSG-9が検索結果に出てきてしまって(汗)
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