逮捕されたピーターはどうなってしまったの?という疑問は、吹き飛んでしまったエピソードでした。
ヒロはチャーリーを救うつもりが、六ヶ月も前に移動してしまいました。まだまだ能力を操れていないようで。
アンドウ君に助けと求めるつもりが、休暇中で不在。電話に出たのはヒロで、ヒロがヒロに喋っている。ややこしいなあ。仕方なく、ヒロもチャーリーと一緒に働くことに。これで英会話のレベルが上がる、かな。
六ヶ月前は、モヒンダーの父チャンドラーも生きていました。死んだ所から話が始まってましたから、なんだか不思議な感じがします。DNAを解析し、ブルックリンにある時計屋を訪れます。オーナーのガブリエルには、透視能力があるようです。クレアも手にした、あの本を渡しました。なんだか、ガブリエルは以前から自分は特殊だと思い込みがあり、人に認めてもらいたい欲求が強いみたい。親からしがない時計屋を受け継いだのを、不満に思っています。能力があるってことは、サイラーに殺されてしまうのかしら。
マットが逮捕しようとしたのは、なんとイーデンでした。でも、イーデンの心の声に操られ、マットはドーナツを食べに去っていきます。そこへハイチ人登場。イーデンはノアのもとへと連れられて行きます。
この日は、マットの昇進試験の日でもありました。おかげで頭がぼーっとして、テストも上手く行かなかったのか(泣)
イーデンの能力は、ハイチ人によって押さえ付けられています。ノアに拠ると、イーデンは強盗、窃盗、放火、オクラホマでは殺人の容疑がかかっているとか。能力のおかげで、逃げ切っていたのでした。イーデンを逮捕できる者はいない。ノアが元の生活に戻りたいか、と脅していた理由が分かりました。
六ヶ月前も、ジャッキーは嫌な奴でした。ふとした切っ掛けで二人はもみ合いとなり、クレアが左の掌を深く切るはめに。この時には治癒能力は目覚めてなかったから、母親に手当てをしてもらいます。そんな時に、ノアのもとへチャンドラーから電話が入りました。クレアのことで話があると。
六ヶ月前のニキは、アルコール依存症でした。お酒を断ってもう一年。半年後には、お酒飲んでましたよね。ためらうこともなく…。父親のハルとも一年ぶりの再会のようです。孫のマイカやLDに会ってないって、ニキと父親の関係はあまりよくないみたいです。週六十時間も働いて、ニキも苦労してます。
ニキにはジェシカという姉がいました。ニキのもう一つの人格が、ジェシカと名乗る理由はここにあったようです。姉の死には、父親が関係しているってこと?一年前になにがあったのか。マイカのためにはお金が必要で、嫌々家族で会う機会をもうけたのですが、結果は散々なものに。
ニキは一年前からマントラを唱えて、精神を安定させるように努めていました。何かあった時の事を、本当に覚えていないようです。
父親はそれを演技だと思い、ニキに大金を渡してその場を去りました。一体何があったのか、ますます気になります。
ホテルに部屋を取っていた父親のもとを、ニキが訪れました。ジェシカとなって。家族運に恵まれてないニキに涙。ジェシカが出てきたことで、守っているよりも悪化させてる気がしないでもなく。
ピーターは看護士となったばかり。父親も存命です。どうやら、看護士としては認めてもらえてないようで。
ネイサンの奥さんハイディは、車椅子に乗っていません。事故の前ってことか…。
リンダーマンが、ピーターたちの父親のお客さんだったなんて。衝撃の事実ってやつです。だから、ネイサンと繋がりがあるのも納得です。でも、この時にはリンダーマンを起訴するつもりでいます。結果として、父親を追い込むことになるけれど。ピーターは反対ですが、ネイサンはやる気満々。
二人の父親は、ピーターよりもネイサンを可愛がっていました。ネイサンは出来がいいからってことですか…。
ハイディを助手席に乗せ、家路を急ぐネイサンでしたが、後続車から思いっきりあおられています。ああ、接触してるし。
スピードを上げて切り抜けようとしますが、ハイディがふと運転席を見るとネイサンがいない。猛スピードのまま、車は緩衝体に激突。ネイサンはと言えば、空中に浮かんだままどうにも出来ず、事故の様子をただ見ているしかなかった。
悪夢から覚めたピーター。夢にしてはあまりにも生々しい。電話が鳴り、慌てて病院へと駆けつけます。
でもネイサンはピーターに事実を話さないんだなあ。本当にリンダーマンの手下の車だったのかも怪しいし。この兄弟の微妙な隙間を埋める日は来るのだろうかと。
チャンドラーがガブリエルの脳波を計ったところ、特別変わった波は見られませんでした。ガブリエルはショックを受け、チャンドラーにくってかかります。特別じゃないって言われるのが苦痛なのです。チャンドラーは次に、ブライアン・デイビスという念動力を持つ男性を調べるつもりでいます。君は普通の人だからもう帰っていいよ、と言われて簡単に引き下がるガブリエルではありません。ブライアンの住所をメモした紙を、こっそり抜き取ります。
あーあ、恥ずかしい。クレアはチアガールの練習してるとこを、ノアに見られてしまいました。ビリーやってるとこを、家族に見られるのと同じくらい恥ずかしいかと。あんなに深く切った掌は、痕もなく治っています。クレアの能力が目覚めてる。この時ノアは、チャンドラーの家を訪れたあとでした。クレアに特殊な能力があると聞き、この目で目の当たりにしたとなっては信じないわけに行きません。
それでノアは、イーデンにファイルを奪うよう指示したのでした。クレアのだけ、と言ってるからチャンドラーの研究そのものを邪魔するつもりはなかった、とはっきり分かりました。エデンも義理の両親云々、と言ってたけどやはり何かあるのかも。
リンダーマンを起訴する直前に、ピーターたちの心臓発作で亡くなりました。本当は病死ではなく、自殺だったのだけれど。ネイサンの嘘がしらじらしく聞こえてしまう。
特殊な能力は遺伝性のものだから、父親は能力で息子たちの裏切りを知り切望して…というのは飛躍しすぎですね。
ヒロはチャーリーを救うために一緒に日本へ行こうと、あの手この手で誘いをかけます。能力を披露しても、上手く行かないんだなあ(泣)チャーリーの告白には、しんみり。いずれ死ぬ運命にあったとしても、あんな形でサイラーに殺されるのだけは防ぎたかった。チャーリー、めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。ヒロといい雰囲気だった所で、ヒロは現在の日本へワープ。しかも朝の体操の時間って最悪。能力も使えない。
飛行機とバスを乗り継いで、アンドウ君のもとへたどり着いたヒロ。自分の能力と、課せられた使命と、限界について、これほどまで考えさせられたことはなかったのでは。長い長い時間、ひたすらそれだけを。
クレアを助けようとしたピーターは、自分の命も救う結果をなったのに。自分を犠牲にしようとしなければ、得るものもないというのでしょうか。
ブライアン・デイビスは、念動力を捨て去りたかった。目の前の男は何を言い出すんだ、特別な存在を否定して、と嫉妬と羨望と殺意とがごたまぜになった瞳で、ガブリエルはブライアンを見つめます。
自分にはないものを持っている。
ガブリエルがサイラーとなった瞬間でした。
そう、チャーリーを見張っていたサイラーは、念動力でグラスを動かしていた。ブライアンの能力をガブリエルは吸収したってこと?サイラーが次々に殺人を犯していた動機が明らかになったのだけれど。それは、あまりにも自分勝手で。
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