以下の文章ではLOSTに関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST #7 暗闇の中で
洞窟に荷物を運び入れるジャックとハーリー。チャーリーが手伝おうとするも、鞄の取っ手が壊れていたため中身がばらけてしまう。ジャックはチャーリーが疲れている様子を見て、休んでていいとかばう。しかし、チャーリーは自分が必要ないと言われたように受け取り、ジャックと口論になってしまう。すると地響きがして、洞窟が崩れてきた。チャーリーは逃げ出せたが、ジャックが閉じ込められてしまう。
サイードは三角測量で、16年間SOSを送りつづけているポイントを見つけようとしていた。ケイトとブーンが協力を申し出る。サイードとケイトが森の奥へと歩いていると、ソーヤーが現れた。全く恥ずかしがり屋なんだから、ソーヤーは。手伝いたいなら、はっきり言えばいいのにねぇ。ケイトの反応を伺うように、ソーヤーはジャックは事故にあったことを口にする。好きな子にいじわるばかりする、いじめっ子のようです。ケイトは慌ててジャックの元へと走り出す。
チャーリーはロックさんの所に向かっていた。取り上げられたドラッグを取り返すためだ。
すると、ロックさんは我の羽化の話をしだす。チャーリーの苦しみを、例えていたのだ。
君は思ったよりも賢い。もがくことで生きる力がつくのだと。そして、条件を示した。チャーリーは三回までドラッグを要求することができる。三回目にロックさんはドラッグを返すという。
手に負えなくなったら、手を引く約束。チャーリーは、バンドを始めるきっかけとなったことを思い出していた。
教会で懺悔するチャーリー。バンドをやっているから、女性にもてて仕方が無いというのだ。もうこんなことは止めよう。バンドを辞めるんだ。教会から出てきたところを、兄のリアムに捕まえられてしまう。お前がいなければ、ドライブ・シャフトはやっていけない、お前の曲は最高なんだよ!と褒められて、チャーリーは辞める決意が鈍ってしまう。そこで、手に負えなくなったら、手を引くという約束でバンドを続けることに。
チャーリーは人がいい。がんばっていても、要領のいい兄にはかなわない。ある日、リハーサルに出てこない兄のリアムに対して、ちゃんとしろと切れるチャーリー。手に負えなくなったんだよ、手を引くべきなんだよと。兄はドラッグに溺れていた。勢いに任せたリアムは「バンドを辞めたお前になんの価値が残るんだ」とチャーリーにくってかかる。ショックを受けるチャーリー。兄に褒められて、バンドを始めたというのに。一番大事な人に、一番触れて欲しくない所を突かれてしまったショック。チャーリーはなんとなく分かったいたのだと思う。
チャーリーはバンドの成功を忘れることができなかった。リアムは結婚し、シドニーで一児をもうけていた。
他のバンドの前座を務めることから始めて、再度ツアーを行おうとチャーリーはリアムに告げる。
リアムは新しい人生を始めている。チャーリーは過去にしがみ付いたまま。兄のリアムから始めたことなのに。
チャーリーはドラッグ中毒になったまま。リアムはリハビリセンターでドラッグから足を洗おうと勧める。面倒見るからと。しかし、チャーリーはそれを断わる。助けてくれたことなんてなかったんだ。
自信を失っていたチャーリー。いまはジャックの腕を治さなければならない。医者でもないのに、腕を引っ張って脱臼を治すなんて怖くてできないです。怯えるチャーリーを、ジャックは君ならできると励ます。
ジャックやロックさんは「俺に出来ないなんて言うな」というタイプでしたが、チャーリーは正反対ですね。この島には前者のタイプの人が多そうだけど(苦笑)ジャックの背後に蛾が飛んでいるのを見つけ、どこかに出入り口があるはずと、チャーリーは暗闇の中を突き進む。そして見えた光。
地上へと出ることができた。ジャックの無事な姿を見て、思わず駆け寄るケイト。うーん、早くっついてしまえ。
サイードの計画は、無事に機械の設置が出来たら、五時に皆で花火を上げてスイッチを入れるというもの。ケイトが打ち上げたと思ってますが、実はソーヤーが真面目に花火を上げたんですねぇ。やっぱりソーヤーいい人だ(笑)サイードがスイッチを入れ、方向を探っていると、何者かにより背後から頭部を殴られてしまう。一体誰の仕業なのか。
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