サンの具合をいろいろ尋ねるジャック。サンは裏があるのではないかと、疑いの眼差しで見ています。用心深いですね。以前、畑仕事をしているときに、チャーリーに襲われたことがあったから、人の気配には敏感になっています。
サンのフラッシュバック。
おお新婚さんですよ。まだこの頃はラブラブ(死後)だったのにねえ。結婚式が新聞記事になるなんて、サンの父親パクがどれだけ大物か分かります。すると、それを見て金を巻き上げようとする悪人も出てくるわけで。
ベンチに腰掛けたサンの隣に座った、五十代ぐらいの女性がそうです。ジンの父親が漁師だと知るその人物は「母親が娼婦だったとは知らないだろう、ばらされたくなければ十万ドル用意しろ。三日後の午後五時にこの場所で」
うーん、まさかこの人がジンの母親?!
サンは独りでなんとかするつもりのようです。
ジンに母親の写真がないかと尋ねると、家にカメラがなかったと苦し過ぎる言い分け。どうも話の辻つまが合いません。怪しい。あの女性の言ったことは真実なのでは。サンは疑問を抱きます。
ヘリコプターに乗ってきた女性は、はたして何語を喋っているのか。
ハーリーはスペイン語だと言うのですが。木の枝から落ちた時に、わき腹に小枝が刺さってしまいました。出血が酷く、このままでは死んでしまいます。デズモンドはジャックに知らせに行くと言いますが、片道八時間の道のちでは間に合いそうにありません。ハーリーが女性の荷物を探っているなと思ったら、発煙筒を発射。敵に居場所を教えてどうするよ!!ウップスって(笑)
サンは赤ん坊を「他の者たち」に奪われるのではないかと、ケイトに相談しました。ジャックが裏切って、奴等に協力しているのでは…。ケイトはそんなことはなと否定するも、胸中穏やかではないでしょう。
ケイトは、ジュリエットが自分の研究のために赤ちゃんを狙ったと話をします。それを聞いたサンは、ブチ切れですよ。ジュリエットはこの島で妊婦が出産できる可能性について説明します。
「死ぬのよ」
ジンが女性のうわ言を聞いて、韓国語じゃない、中国語かも…と。ええい、一体何語なのよ。
がさがさと、何かが近づいてくる音がします。身構え、じっと音を立てないようにする四人。
そこにいたのはミハエル。生きていたんですねえ。あの超音波で死んだかと思ってましたよ。慌てて逃げ出すミハエルの後を、ジンが追いかけます。凄い、ジン強いです。ミハエルと互角かそれ以上に肉弾戦ですよ。
デズモンドの「ブラザー」久しぶりだなあ。脚本家が思い出したのかな?ミハエルは自分は軍医だったから、女性を助けられると話をします。命を助けたら、その代わりに逃がすことをデズモンドは承知しました。ジンは納得いかないようですよ。
ミハエルの治療は手荒で、デズモンドに女性をしっかり押さえつけているように命じると、ぶすっと女性の肺に穴を開けました。痛いよう…。それで肺に溜まっていた血が出てきたわけですが。ガーゼを当てて、ばんそうこうを貼っておけって。化膿しないように空気を当てることが大事だそうです。チャーリーの疑問は視聴者の疑問。そんなので治るのかと。するとミハエルは、この島なら一日半あれば大丈夫だと。ミハエルはこの島のことを知っているのでしょうか。でなければねえ。去り際に、携帯電話を盗もうとしたミハエルですが、ジンが見逃しませんよ。
サンのフラッシュバック。
事実を確かめるために、ジンの父親のもとを訪ねます。パク家の捜査力は凄いですわ。
サンは早速本題に入ります。ジンの母親は誰なのかと。素面では話が出来ぬと、酒瓶を取り出すジンの父親。
訳ありですね…。自分はジンの本当の父親でないかもしれない。母親には大勢男がいたから。ジンを置いて出て行ってしまったが、自分が育てなくてはジンが路頭に迷ってしまう。涙ながらに話をしてくれました。そして、サンに会えて嬉しいと。サンも涙目になっています。ここに来たことも、母親のこともジンに言ってはならない。
父親の想いを考えると、こちらも辛くなってきます。
サンは父親の力を借りて、十万ドルを工面しようとします。いくら富豪であっても、十万ドルは簡単に貸せません。パクは、それがジンのためだと知ると、工場長を辞めさせ、自分の下で働かせると宣言します。自分の借金は自分で返さなければならない。それでジンがパクの下で働くようになったのですね。サンもこれには反対できません。
サンが眠っていると、背後から何者かに口を抑えられ、慌てて目を覚まします。
するとそこにいたのはジュリエット。サンと二人だけで密かに医療基地に行き、超音波検査機で受胎日を調べようと言うのです。島外での妊娠なら、クレアと同じで心配がない。島外での妊娠は、ジンの子でないと明らかになってしまう。しかし、サンは受胎日を知ることを決意します。
真っ暗闇の中を、女性二人だけでよく怖くないなと。この島には何がいるか分かりませんから…。
クレアとケイトから診療所は廃墟となっていると聞いていたため、サンはジュリエットの後に付いて行きながらも、半信半疑になっています。ダーマ社のロゴが入っているハッチの扉を開けると、電気が切れかかっていて、点滅しています。その先が暗闇というのは、とても怖いです。ジュリエットはさっさと入り、ロッカー室へと向かいます。何やらごそごそやると、右端のロッカーが動き、隠し扉が出てきました。忍者屋敷ですか、ここは…。
なんで隠す必要があるの?サンの疑問は視聴者の疑問。えええ、ここで妊婦さんが亡くなっていたのですか。
そんな所で検査するというのも、なんだかねえ。検査の前に、サンは浮気していたと白状しました。うーん、でもジュリエットは知っていたはず。サンのことも調べていたはずだから…。
超音波で調べると、赤ちゃんがいましたよ!!心拍音も聞こえてきます。ジュリエットも嬉しそう。きっと今まで島にいる妊婦さんを助けられずに、無念だったのでしょう。こういう顔しているときの彼女は、嘘偽りない気がします。墜落が九十日前とすると、赤ちゃんの成長具合から見て、受胎は五十三日前でした。突然泣き出したサン。
ジュリエットは、島で受胎したと分かり、死を恐れて泣きだしたのだと思い、必死に慰めます。なんとかして助けるからと。サンは、ジンの子どもだと分かり嬉し泣きしてたのです。ジンの本当の父親が誰だか分からないのに、その子どもまで…となったら最悪でしたものね。
サンのフラッシュバック。
ジンの母親に、十万ドルを渡すサン。
「生んだだけよ。親じゃないわ」
その一言に、パク家の血が騒ぎます。今度何かあったら、絶対に許さない!!サンがこんなに怒るなんて。
ジンもどれだけ愛されているか、分かってるのかなあ…。
ジュリエットはサンに、島の妊婦はだいたい五ヶ月まで生き残るが、七ヶ月まで無事たった人はいないと説明します。あと二ヶ月。それまでに島を脱出できればいいのに、と思うのですが。うーん、でもベンジャミンがそれを許さないかと。だってサンを先に外に出した後、ジュリエットは診療所へ戻り、ロッカーの中にあった録音機に手を伸ばしました。こうやって、やりとりをする計画が最初からあったのね。ええ、ケイトも調べるって?それじゃ、ソーヤーとの子どもってこと?
オフレコで「ベン、あなたが憎いわ」とこぼしたジュリエット。彼女が帰国したいという願いを、いいように利用しているベンジャミン。うーん、ジュリエットが謀反しようと思うようになれば良いのですが。
妊娠しやすい環境なのに、出産できないなんて。悲劇としか言い様がありません。
謎の女性が目を覚ましました。英語喋れるじゃないですか。
815便は機体が見つかり、乗客全員死亡って。
うーん、ミハエルがいたら、その辺の話がもう少し分かったかも。この島の情報収集担当だったから。
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