アムステルダム歴史博物館は、ベヘインホフから歩いて5分ほどの所にあります。
幾つかの建物が組み合わさって博物館になっているのは、孤児院や修道院として利用されていた建物だったからでしょうか。
年代順に展示されているので表示に沿って鑑賞していけば、迷うことはありません。チケット売り場にある日本語の無料パンフレットに、展示室ごとの見所が紹介されているので参考にしながら観て回りました。
アムステルダムの都市としての変遷が、絵画を通じて見て取れました。昔は市内中心部にも風車があったんですねえ。今はザーンセスカンスやキンデルダイクにまで行かないと、ずらりと並んだ風車は拝めません。
ダム広場や新教会、測量所など今とほぼ同じ景色が絵画の中に納まっています。
第11室に展示されている解剖学講義の何枚もの絵は、一番の見所でしょうか。ここだけ鑑賞用のソファーがおいてあったように覚えています。疲れていたこともありますが、腰掛けて見渡しましたよ。壁が白くて広い部屋なのですが、一人だとさすがに不気味なものを感じます。今も昔も怖いもの観たさってやつで。
第24室にあるcafe 't Mandjeは、マンダリンオレンジ色の照明がどことなくセクシーな感じです。そのまま再現してあるとかで、まっちょな人達の写真が壁に飾ってあり、興味深いです。店内はそれほど広くないので、一度に大勢のお客さんは入れなさそう。
理事室を観そびれたことに今気付きました、残念。ロッカーがあった部屋の奥だったなんて。

中庭に通じる通路からも、一部展示の見学が可能なようで。
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