上野の森美術館で10月30日まで開催中(会期中無休)の「シグマー・ポルケ展 不思議の国のアリス」に行ってきました。
シグマー・ポルケはドイツ人の画家さんです。
個展名に「不思議の国のアリス」と入っていますが、アリスに関する作品は一点のみです。
大型絵画が多いので、館内は混雑している感じはしません。
ゆっくりじっくり観られます。
二階に展示されている「魔方陣」シリーズが好き。
縦の列、横の列、斜めの列、の数字をそれぞれ足していくと、同じ数字になるのです。
それを1から順番に線で結んでいるのですが、不思議に法則性のようなものが見えてきます。
じっくりたちどまって、計算をしていた変な女は私です(^0^;;
惑星の名前が作品ごとに付けられているのですが、月(これは衛星ですね)なんかは縦9列、横9列で計算が追いつかずに断念しました。悔しい・・。ポストカードになっているかと期待したのですが、ありませんでした。
二階から下りると、もう一つ展示室が。
その中では「メネラオスの夢」シリーズがいいです。
メネラオスは「イリアス」に出てくるスパルタの王。トロイアの王子パリスに、自分の嫁で絶世の美女ヘレネを奪われてしまった人。
あとは「赤い砂」(すいません。タイトルうろ覚えです。)とか。
赤い絵の具が渦まいていて。流砂のようで。
ホーム・ページで、二百円の割引券が印刷できます。前売り券と同じ金額で入館できるので、便利です。
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