Bunkamuraザ・ミュージアムで来年1月13日まで開催中の「スーパーエッシャー展」に行って来ましたよ。
平日の午後に行きましたが、ところどころに人込みが。
なんだかんだ言っても、出てきたら一時間経ってました。
イヤホンガイドしている人が多いなー、と思ったら鑑賞ガイドとしてニンテンドーのDS Lifeを無料貸出してたんです。客層はかなり若いです。絵のガラスケースに指が触れそうなほどに近寄っている人、結構見かけました。
ヒエロニムス・ボッスの「地獄」の版画があったのですが、自分もボッスの絵は大好きです。残念ながら、原画との比較ができるような展示にはなっていません。
生物とか自画像のコーナーが一番混雑していた気がします。
「地下聖堂の行列」ああ、これはメスキータの柱じゃないですか。そこに、白い三角マスクをかぶった白い衣装の人物たちが蝋燭を片手に行列しています。無限回廊のよう。なんだか不思議な空間。ポストカードがあったので、購入しました。
平面と立体の正則分割、このコーナーは比較的見やすかったです。面白いのになぁ。
方眼紙の上に、規則的に絵が描かれています。隙間なくびっしりと。なんとなくプラナリアのような、とかげや蛇が無限増殖中。「昼と夜」は有名な作品です。「犬のようなライオン」はタイトルからして、ライオンのつもりで描いたのに、「あ、犬だ」と言う人があまりにも多いのでタイトルで説明しているんだと思います…。
「渦巻」なんて、見ていると吸い込まれそうです。共同墓地の礼拝堂に飾られているモチーフです。
死と再生を意味するとか。
エッッシャーのノートが展示されていて、「平面の正則分割」に関する記録が書いてあるのですが、どうせ読んでも理解できないだろうとチラリと見て通過。
この手法を利用して、高校のタイル貼りのデザインもしていたそうです。
スペインのアルハンブラ宮殿のアラビアタイルを見て、刺激を受けたとか。
余談ですが、アルハンブラ宮殿のタイルは一つ一つ形が違うそうです。一つの型を作って、タイルを大量生産してはめ込んだものではない。気が遠くなる作業です。
「魚で覆われた球体」木でできたこの作品、一番上にMCEのサインが。
立体物は、観ている人があまりいませんでした。なんでだろう。
特異な視点、だまし絵このコーナーでは、見たことのある絵が何点もあります。
球面鏡の作品、鏡の中のエッシャーがこの作品を描いています。画中画。
ポストカード購入です。
そういえば、エッシャーの家族の写真があたったのですが、トーテムポールのような撮り方をしていました。
後ろの人が台に乗っているんだろうけど、面白い家族だなー(笑)
でんぐりでんぐりが可愛いんです。これが。
何年か前にエッシャー展があったときに、「滝」を立体化した作品を見た記憶があります。
今回は、品川にあるYKK APショールーム品川で見られるそうです。
会場を出たところに、がしゃぽんが置いてありまして。
エッシャーのだまし絵ファスナーマスコットというやつで、200円です。
やってみたところ、ハンドルを回しても出てきません。故障かなと思い、もう一度回してみました。
ゴミ入れにカプセルを捨て、エスカレーターに登りながら、袋を破りました。
中から出てきたのは「ドラゴン」。
いやー、うれしいっす。木版画の線がしっかりと再現されてます。
これで200円はお得です。
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