青山の祖師堂ホールで12/25まで開催中の「ワダエミの衣装世界」に行ってきました。
Bunkamuraで「スコットランド国立美術館展」を観て、映画を観て、そのまま青山通りを15分か20分ぐらい歩いて直進し、ポスターが飾ってある所を右折して到着。
前売り券を事前に購入していたのですが、当日券を求める列が若干できていました。
平日の夕方でこれなので、土日などはもっと混雑するであろうに。
入り口のところで、一部展示スペースが狭い所がありますので順番通りにご覧下さいと説明を受けました。
まずは「HERO」の衣装。
無名と泰王の衣装が見られて感激。
飛雪の白い衣装は、袖の部分がボロボロになっていて撮影のハードさがうかがえます。
同じく飛雪の赤い衣装、これが製作するのが大変だったというもの。
中国の水は硬水で、日本の軟水で出せる色がなかなか出なくて~という下りは、後半にある映像コーナーで見ることが出来ます。約20分の映像。
学生のとき、水彩絵の具でも自分が出したい赤色を出すのって難しかったと、ふと思い出してみたり。
次にオペラ「マクベス」。通路挟んで反対側の壁には様々な衣装のデザイン画が展示されています。
壁には薄型モニターがあり、「HERO」「LOVERS」「浪人街」などの映像が流れています。
ここのスペースがとても狭いので、ストレスを感じます。
デザイン画をじっくり見たくても、後ろに人がいるし・・。
通路は人が三人横に並べるかどうかの幅。
そこを抜けると、かなり広いスペースに出ます。
正面には「八犬伝」。来年のお正月にTBSで放送されるドラマの衣装です。
たまたま予告編を見ていたので、犬塚信乃が滝沢秀明、伏姫が仲間由紀恵、玉梓が菅野美穂、ということだけ覚えてました。鎧が皮革製なのを見て、「ロード・オブ・ザ・リング」のセオデン王やエオメルの衣装を思い出しましたよ。
左手には「LOVERS」。
チャン・ツィイーの衣装、可愛いです。非常に細身なのが分かります。
刺繍が素晴らしい。
飛刀門の時の衣装、左胸のところの赤い染みは最後のシーンのアレですね。
演劇「浪人街」の衣装は、「体験コーナー;衣装に触れられます」だったのですが触れている人はいませんでした。テレビモニターに流れている「浪人街」を見ている人は大勢いたのですが。
やはり「触ってご覧」とあってもなかなかねぇ・・。勇気ある一人がやらないと。
その後は「清水寺 青龍会」、黒澤明の「夢」、映像コーナー、音楽劇「コーカサスの白墨の輪」と続きます。
映像コーナーと「コーカサスの~」の間は細い階段を上がります。
映像を見終えた人たちが狭い所を通るので、じっくり見たい人は最後の方に出るのが良いかと。
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