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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
28 . April
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22 . April
「ハンニバル・ライジング」を読みました。
「ハンニバル」でもちらりと語られていた、幼い頃のハンニバルの話です。彼の妹のミーシャが、どのようにしてハンニバルと離れ離れになってしまったかが描かれています。
個人的には「羊たちの沈黙」が一番好きです。推理する楽しさもあるし。
今作では日本人女性の紫夫人(むらさきふじん)が登場して、ハンニバルに日本の美学を教えていきます。紫式部から名前を取ったそうですが、つい「ゆかり」と読んでしまう自分。まあ、日本人登場には同国人として胸中穏やかでないものがあるのは確かですが。
新作が出るにつれて、面白さが半減していくような気がするのですが(泣)
映画は観に行く予定です。IMDb見ていたら、結構評判良さそうなのですけど。日本人にとってはどうなのかなと一抹の不安が胸をよぎります。

ちと活字に対する欲望がふつふつと芽生えて、暗黒館や薔薇十字探偵社など読み返している今日この頃。
何か新作はないかしら、とネットを漂っていたら巷説百物語の新刊が発売されてましたよ。
また本棚に入らなくなる(苦笑)
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08 . April
ようやく読み終えた本。

■ 「バーティミアス第3巻 プトレマイオスの門」 ジョナサン・ストラウド 理論社 

英国は米国と戦争を始めてしまうし、1・2巻に比べると飛躍的に話の展開が早くなっています。
バーティミアスがお気に入りのプトレマイオスとの過去が明らかに。
確かにこんな別れ方したら、後ひきずるよなぁ。
副題の「プトレマイオスの門」の秘密も分かるのですが、まさかあの人が行く事になるとは。
レモニー・スニケットの「世にも不幸なできごと」もそうだけれど、大人の世界は奇麗事では行かないよ、ということをきっちりと書いてます。バーティミアスの歯に衣着せぬもの言いが、ぴったりくるわけです。
でもバーティミアスはやっぱりどこか憎めないです。ナサニエルもそうだったように。
文庫版が出たら三冊揃えてもいいけど、単行本だとかなり場所を取ってしまうのが難点。
21 . March
花粉で目がしょぼしょぼするので、なるべく外出を控える今日この頃。
図書館で次から次へと本を借りてきています。

■ 「馬と少年」 
■ 「魔術師のおい」 
■ 「さいごの戦い」

クロニクル・オブ・ナルニア、ようやく最終巻の7巻まで読み終わりました。
赤いライオンの紋章で思い出したのが、銀座ライオンのロゴ。
サイトを見てみたら
「ライオンは英国王室の紋章であり、イギリスを象徴する動物です。」
と書いて有りました。ああ~、そうでしたか。該当ページはこちらです。ロゴも載ってますので、「どんなだっけ?」と思われた方は見てみてください。

「魔術師のおい」は旧約聖書色が強いですかね。指輪というと、どうしても「指輪物語」を連想してしまいますなぁ。「指輪物語」でも指輪をはめると異世界に入り込んでしまうのだし。この巻を読むと、「ああ、そうだったのね」といろいろ謎が解けます。
「馬と少年」・・貴種流離譚。ピピンがガンダルフと一緒に飛蔭に乗って、ゴンドールへ危機を告げに行く・・シーンが頭に思い浮かびましたよ(泣)ナルニアを読んでると、どうしても指輪物語が思い浮かんでしまう悪い例。
うーん・・・最終巻「さいごの戦い」は・・・そう来るかい!!という感じで。キリスト教もイスラム教も元は、アレなわけだけど。カロールメンは如何にもだし。はぁ。

■ 「ネクロポリス」 上・下巻 恩田陸著 朝日新聞社刊

あらすじを特に知らずに借りてきたこの本。なんと「ヒガン」がストーリーの重点に置かれてました。
23日は丁度お彼岸の中日だったのよね。ナイス・タイミング(汗)
架空の島国「V.ファー」には「アナザー・ヒル」という場所があり、「ヒガン」の時期(11月1日から30日)には 「お客さん」(亡くなって一年以内の人が多い)が現れる。「血濡れジャック」と呼ばれる連続札事件が続いていたため、その犠牲者が「お客さん」として現れるのではないかと、「ヒガン」に参加する人々は期待する。
「お客さん」は嘘がつけないために、真犯人が分かるのではないか、と。
しかし、部外者は立ちいることのできない「アナザー・ヒル」で「血塗れジャック」による殺人が起きる。

上下巻、夕方から深夜にかけて一気に読んでしまいました。
上巻の半分ぐらいまでは、物語の設定が語られるのと登場人物の紹介に費やされます。
それが下巻に生きてくるから侮れないのですが。ああ、でもこれも・・・そう来るかい!!
某登場人物が似たような台詞を叫んでました。
装画が藤田新策さんという方で、スティーブン・キングの小説の感じと似ているなと思ったら、どんぴしゃでした。
でも恩田陸さんの小説の装丁はいつもこっていて素敵だと思います。
16 . March
■ 「ユージニア」 恩田陸
■ 「図書室の海」 同上

「ユージニア」にカポーティの「冷血」の話が少し出てくるのですが、たまたま前日にカポーティの「冷血」の新訳が新潮社から出たのでそれを買うか買わないかと、職場の人と話をしていたのを思い出しました。これは「冷血」を読めということなのかしら(汗)。今年のアカデミー賞主演男優賞で、フィリップ・シーモア・ホフマンがカポーティ役で授賞。その映画「カポーティ」は「冷血」を書き上げるまでのお話です。

「図書室の海」は短編集。「オデュッセイア」と「イサオ・オサリヴァンを捜して」が好きです。
「オデュッセイア」ではココロコがんばれ!!と応援。ココロコの声のイメージとしては攻殻機動隊のタチコマで。
「イサオ・オサリヴァンを捜して」はSF長編「グリーン・スリーブス」の予告編的作品。メインの舞台はベトナム戦争なんですが、こいういう感じすきですね。絵が思い浮かびやすくて。いつの日か本編が読めることを楽しみにしつつ。
表題の「図書室の海」は「六番目の小夜子」に関連する話。「六番目~」はずっと気になりつつ読んでいない作品なので、これを機会に読んでみようかと。それを言ったら、「夜のピクニック」も読まないとなぁ。「ピクニックの準備」を読んでしまいましたから。映画は今年中に上映されるのかな。

■ 「ライオンと魔女」
■ 「カスピアン王子のつのぶえ」
■ 「朝びらき丸 東の海へ」
■ 「銀のイス」

クロニクル・オブ・ナルニアの第1巻から第4巻。現在は第5巻「馬と少年」を読んでる途中。
ナルニアの作品解説関連本が、山のようにあちこちの出版社から出ていますが、そちらまでは手がまわっていない状態です。でも、アスランが誰を暗示しているか、非常に分かりやすいですね。
職場の人に「ナルニア読み始めたよ」と話をすると、数名が「ああ、カスピアン王子の・・・」と返事がかえってきました。ピーターとかルーシーでなく、カスピアンなのか。ふーん。確かに、なかなか衝撃的な人生を送ってるものね。王子のキャスティングが非常に楽しみです。
「カスピアン王子のつのぶえ」の冒頭で四兄弟が見えない力に引っ張られていくところが好きです。
ジンが呼び出されるときってこんな感じなのかな~、と話合うところとか。
「バーティミアス」にはジンが人間界に呼び出されるときの苦痛が詳しく書いてあったな。
「朝びらき丸 東の海へ」さすがイギリス、海洋冒険物かぁ。未開の海へと乗り出して行くわけですね。
なぜだか「銀河鉄道の夜」を思い出しました。
「銀のイス」は物事が全て裏目に出るという、結構説教臭い話。美しい女性が騎士をお供にしていると、アーサー王の物語が思い出されます。そういやモルゴスは魔女だったね。

下記の本は積読状態(泣)のもの

■ 「標的は十一人 モサド暗殺チームの記録」 ジョージ・ジョナス 新潮文庫

こういうノンフィクションは、読む気を逃してしまうと読めなくなってしまうので・・。
集中力がないと、途中で挫折しそうで怖いです。
20 . February
セルゲイ・ルキヤネンコ著「ナイト・ウォッチ」を読みました。
昨年の東京国際ファンタスティック映画祭のクロージング作品として上映されたので、早くロードショー公開して欲しいのですが・・。4月にお台場シネマメディアージュほか全国ロードショーだそうです。
公式サイトはこちらから。

予告編見ると、どうもイメージしていた感じと微妙に違うのですが(^0^;
イギリスの映画雑誌「EMPIRE」でのレビューと掲載されていた写真を見て、もう少しアナログな世界をイメージしていました。
アントンたちナイト・ウォッチはサングラスかけてるし・・。マトリックスっぽいビジュアルですな。
イゴールは可愛いですね。無垢な少年の感じが出ています。うーん、この子が(以下自粛)
あとは虎の子!!思ったよりも小柄な感じですが、暴れてくれそうで楽しみです。
ゲセルらしき紳士もちょっと出てきてるし。
薄闇の世界はCGで表現されるんだろうけど、どんな感じになるのかなぁ。
第一層、第二層の違いとか、どう表現されるのか。

三部作の第一作目ということですが、ロシアでは第二作めの「デイ・ウォッチ」がすでに上映され好評とのこと。小説の方も、「デイ・ウォッチ」邦訳版が出てくれる事を期待しています。いつになるのかちと不安ですが。

ロシアが舞台だけあって、地名や登場人物の名前の音の響きが、新鮮な感じです。会話などにもご当地ネタが出てきますが、小説では注意書きがあるのでそれほど理解に苦しむことはないです。あと、登場人物をフルネームで呼んだり、愛称で呼んだりする際にも、混乱しないように説明がついています。

ロシアはあとどれだけ血を流さねばならないのか・・というセリフがこの小説の根幹を表しているようです。
光と闇は協定を結び、均衡を保っているようで実は。物の見方が少し変わるだけで、闇にも光にもなってしまう。アントンは危うい所にいて、光の者だけど闇に傾いてしまいそうな危うい所が感じられます。
イゴールはどのように成長してくのか。まだまだ先は長そうです。
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