「ハンニバル・ライジング」を読みました。
「ハンニバル」でもちらりと語られていた、幼い頃のハンニバルの話です。彼の妹のミーシャが、どのようにしてハンニバルと離れ離れになってしまったかが描かれています。
個人的には「羊たちの沈黙」が一番好きです。推理する楽しさもあるし。
今作では日本人女性の紫夫人(むらさきふじん)が登場して、ハンニバルに日本の美学を教えていきます。紫式部から名前を取ったそうですが、つい「ゆかり」と読んでしまう自分。まあ、日本人登場には同国人として胸中穏やかでないものがあるのは確かですが。
新作が出るにつれて、面白さが半減していくような気がするのですが(泣)
映画は観に行く予定です。IMDb見ていたら、結構評判良さそうなのですけど。日本人にとってはどうなのかなと一抹の不安が胸をよぎります。
ちと活字に対する欲望がふつふつと芽生えて、暗黒館や薔薇十字探偵社など読み返している今日この頃。
何か新作はないかしら、とネットを漂っていたら巷説百物語の新刊が発売されてましたよ。
また本棚に入らなくなる(苦笑)
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