以下の文章ではLOST2に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST2 #9 彼女の事情
ソーヤーの意識が戻らない。ケイトが付きっきり看病している。ジャックはケイトが休憩できるようにと、交代の役目をかってでる。ケイトが去った後で、ソーヤーはうわ言で彼女を愛していると口走ってしまう。複雑な表情のジャック。
ケイトが再び戻ってきた。しかし、ジャックはソーヤーの口にした言葉をだまっている。
ベッドの側に腰を下ろすケイト。すると、ソーヤーがうなされて、何かを喋っている。聞き取れないため、ソーヤーの口元に顔を寄せる。「どうして俺を殺した」ケイトの顔色が変わる。
森の中へと走り出したケイト。目の前に黒い堂々とした馬が立ち塞がる。こんなところに馬がいるなんて。
ケイトの回想。
すっかり日が暮れて暗くなってしまった家の前で、誰かを待っている。思いつめた表情。
男性が車から下りてくる。酔っ払っているのか、足取りは危うい。ケイトが体を支えながら、ベッドへと連れて行く。家の中が異常な匂いで満ちている。それは口の匂いだと言って誤魔化す。ケイトが家から出て来る。バイクに跨り走り出した瞬間に、家は爆発し炎に包まれた。
ケイトは母親の再婚相手を殺した。
そして逃げる途中で罪を重ね、FBIに追われていたのだ。
そのことを知らない母親は、ケイトが暫く会えないからと家の保証書を持って来たときに、引き止めるべきだった。以前、ジャックがケイトに、森の中で足跡を辿るのが上手い理由を尋ねたことがあった。ケイトは父親に全て教わったと言っていたけど、それは真実だった。ケイトの父親は軍人だった。しかし、血は繋がっていない。本当の父親はケイトが殺した男。暴力を振るい、ケイトに言い寄ってくる男。ケイトの母親はそんな男を愛していた。軍人の男性は、義理の娘のケイトを引き取りたかったけれど、叶わなかったのだと涙を流す。ここにも警官たちがやって来ていた。通報しなければならない、と言われてケイトはその場を立ち去る。
とうとう駅で切符を買っていたところを逮捕されてしまった。
島で亡くなったあの捜査官が登場。
豪雨の中を走る車。
スリップしてハンドルを取られてしまう。
横転。
ケイトは隙を見て逃げ出す。
その時に馬を見た。
そして、今。
眠っているソーヤーに、父親の霊が乗り移っていると思ったケイト。どうして殺したのか、その理由を語りだす。
ソーヤーはいつの間にか目を覚ましていて、その話を聞いてしまう。
ケイトもソーヤーの秘密を知っているから、これで五分五分ですかね。二人とも人を殺した経験があるのも承知しているし。
ロックさんはエコーが持っていたフィルムの存在を知る。
デズモンドに言われて見たフィルムは、ところどころ飛んでいた。残りのフィルムを繋げて見るが、端末にはコード以外のものを絶対に入力するな、と注意する場面があるのみ。
そのころ、マイケルは端末に入力されたハローという文字を見つける。
そこで、そこにいるのは誰だ、私はマイケルなどと入力して相手の様子を窺う。
それに対する返事は、お父さん?、と。
端末の向こうにいるのはウォルトなのか。早くしないと他の者たちがやって来る。
コード以外のものを入力すると、何が起きるか分からない。他人と連絡を取ろうとするな、それが切り取られたフィルムに納められていた忠告。マイケルはそれと知らずに、禁を犯してしまう。
シャノンのお葬式がありました。
サイードは悲しみのあまり、式の途中で抜けてしまいます。アナは葬式に出ませんでした。
とても顔を見せられないと。
独りでいるアナに、ジャックはお酒を届ける。アナもジャックのことを覚えていた。二人ともお酒が必要な気分だったから。ジャックがアナに親切にしているところを見たら、ケイトはやはりなんとなく不安な顔をしそうだなと。
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