ミュージカル「エリザベート」観て来ましたよ。先週のことですが(汗)
仲間うちで非常に人気のあるミュージカルで、リピーター続出しているので「それほど面白いならば・・」との好奇心からだったのですが。
どうやら私も罠にはまったようです。Kさんチケットありがとう!!
二階席の後方通路側でしたが、前の人の頭が気になることもなく全体が良く見えました。
日生劇場は初めてだったのですが、机と椅子が多くて休憩時間にちょっと食事ができるスペースが確保されているのはいいなと思いました。
私が観た配役は、
トート 山口祐一郎さん、ヨーゼフ 鈴木綜馬さん、ルドルフ 浦井健治さん、ゾフィー 寿ひずるさん。
エリザベート役の一路真輝さんはポスター等に使用されている写真よりも、舞台での姿の方が数倍も美しかったです。白いドレスがよくお似合いです。体からエネルギーが溢れ出て、宮廷という閉ざされた場所に留まることができないエリザベートの苦悩が伝わってきました。嫁姑問題はどこでもあるのね・・。対象的な大人しいお姉さんだったら、八方丸く収まっただろうけど、周囲の期待どおりには行かないもんです。オースリアの皇帝ヨーゼフが好きになったのは元気いっぱいで美人なエリザベート。
ヨーゼフの母ゾフィーは、自分の思うがままに息子をあやつりたいタイプ。
自分の描いた青写真どおりにいかずに立腹気味。
がんばれヨーゼフ!!
しかーし、そこに黄泉の帝王トートが登場。エリザベートに一目ぼれ。
ひょっとしてストーカーですか?!と思わせる帝王トートの神出鬼没さにノックダウン(死語)
オペラグラスで観ていると、どこからともなく視界に入ってくる、あのお姿。
もちろんお供のトートダンサーズも忘れずに。「最後のダンス」の歌詞がたまーに、頭のなかでループしている今日この頃。 ヨーゼフの思いはエリザベートに全く届かず。あげくの果てに病気移されたら、そりゃ誰だって出て行くでしょう!!もーうタイミング悪すぎ。皇太后ゾフィーから親離れしたときには、すでに手遅れ・・。
少年ルドルフ可愛かったですよ。「ママ、何処なの?」泣けてきますなぁ。でも、猫殺しちゃだめです。動物虐待ですよ(>_<)
青年ルドルフは格好よかった。トートとの例のシーン、ちゃんとオペラグラス構えてスタンバイしておきましたよ~。でも私の席からはトートの背中しか見えず・・。
最後の最後、「あれ?もうこれで終わりなの??」って感じでした。
なんか本当にあっという間でしたね。こうやってはまるのかと(笑)
高嶋政宏さんのルイジ・ルキーニ、見事に役にはまってました。
カーテンコールで客席に何か投げ込んでいましたが、あれは何だったのかしら。
右の写真は、ハンガリーの自由橋。元はフランツ・ヨーゼフ橋と呼ばれていたのですが、人気がなかったから改名されてしまったそうです・・。こんなとこでもヨーゼフは(泣)。