以下の文章ではCSI:6に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:6 #24 サヨナラはまだ…
ブラス警部、防弾チョッキのない右脇に弾が当り、動脈を貫通して心臓の近くで止まっているそうです。
一度心臓が止まったときには、もう駄目かもと思いましたよ。
ブラス警部は過去に「娘のエリーがハリウッド大通りで客引きしている姿を見た。この私に何があっても、気にも止めないだろう。もしも何かあったら、後のことは頼む」とグリッソムに医療判断についてお願いをしていました。グリッソムの携帯が鳴り、ヘンダーソンの線路に変死体と連絡が入ります。後ろ髪を引かれる思いで、現場へと向かいます。副保安官が病院に残ることに。
グリッソム、ニック、サラの三人で、IDなし、頭部なしの遺体を調べます。
最終列車が止まったのは一時間前。線路の上に人がいると気づいたものの、急ブレーキでも間に合わなかったそうです。
現場にはカツラが落ちていて、被害者はハゲかもしれないと…。こんな所で冗談なんて言われても。
しかしこの遺体、異様なまでに腰がくびれています。デヴィッドが肝臓が正しい位置にないために、体温計を刺せず困っています。いくつも穴を開けてしまって。
ニックが頭部を探して橋を下り、川沿いに行くとそこにありました。髪の毛は生えています。てことは犯人がカツラだったと。
ロビンス先生によると、長年腰を圧迫した跡があると。顎には銃創が。鉛の玉です。古いカノン砲ではないかとのことです。
腰にあった白い薬はコルチゾン。処方箋がなくても手に入る薬だそうです。ここでメタボリック話。ホッジスは大学のときからウェストが変わっていないそうです。ニックは太ってしまったのか、黙ってしまいます。
ところで、遺体に付着していた木端は?本筋に話を戻したニック、ホッジスはこの天才は二人はいないのだよ~と、まだ調べていない言い訳を(苦笑)
キャサリンとウォリックは、七つの大罪を具現化したような現場へとやって来ました。
ベッドの上に男性の変死体があります。
点状出血がありますが、首に縛られた跡はありません。嘔吐物が咽に詰まり、窒息したのかも。
解剖してみないと、なんとも言えないようです。週払いのアパートの一室には、ありとあらゆるドラッグとお酒が。
財布は空で、床には銃が。鏡は銃弾によって割れています。
鏡に付いていた血液を調べたら、前科があってコディスに登録されている人物のものでした。
地元の娼婦のもので、客の現金を盗んだのでした。被害者の男性の胃袋からは酒とケーキが。
うーん、これはこれで幸せなのかも。
ロビンス先生が解剖しているところへ、デヴィッドが「今、病院から…」と遺体袋を運んできました。
まさか、ブラス警部が…みんな一瞬固まりましたよ。自動車事故の遺体でした。
ブラス警部は意識不明のまま。
グリッソムは心臓近くの弾を取り出すか、否かの決断を迫られます。
勿論、手術を希望。グリッソムはエリーに連絡を取りますが、留守電になってしまいます。
さて娘は父親のために駆けつけるのでしょうか。
グレッグは、グリッソムとブラス警部が親友で、私服になって遊びに行ったのでは、と話をします。
確かにブラス警部のセーター姿は想像できません…。エリー探しに行ったときも、スーツだったし。
グリッソムは一緒に遊びに行ったりしない、と一蹴。
ああそうですか。グレッグはニックやウォリックと遊んだりするのでしょうねえ。
エリーは病院に来たのに、素直じゃありません。
男の人もコルセットを付けて、トレーニングするなんて流行があったのですね。
うーん。ちょっと勘弁かな。
グリッソムのコルセットの情報源って、レディ・ヘザー??
謎の男性は、ケイレブ・カーソンといい、厳粛な雰囲気の人物だと、コルセット店の主人は語ります。
店の人も召使扱いだったそうです。カーソンの屋敷に行ってみると、南北戦争時代から代々続く由緒ある家系だと分かりました。家族の写真があっても、みんな笑っていません。
遺体にあったのと同じ口径の銃も展示してあります。
ゲディスバーグの戦いを再現したジオラマね。ソフィアの博学ぶりに、グリッソムは嬉しそうです。
カーソンは南軍の家系らしい。
ここでブラス警部の手術が終わったと連絡が入ります。
ニックも仕事が終わって、付き添いをしています。
みんな交代で優しいです。
ゲディスバーグの戦いを再現するイベント。
そこでカーソンはトラブルを起していました。
北軍の兵士をやっている男性が、携帯電話で奥さんと喋りだしたことに切れて、決闘だ!!となったそうです。
で、本気で撃ってきたと。男性は左腕を撃たれましたが、警察に連絡したら何をされるか分からないと黙っていたそうです。
その男性が持っていた銃には小麦粉が詰まっていました。ふーん、小麦粉の弾を撃つと、煙っぽいのが出てそれらしいのですか。
現場に落ちていたカツラからDNAが取れました。それは、あの人のもので。
しかし、何代も前の先祖と同じ死に方をさせるってなあ。事故が起きたときに通報したら、コルセットがばれたらまずいって、こっちの方がよっぽどまずいでしょうに。遺体損壊だし。
ウォリックの担当していた事件は、糖尿病にもかかわらず多量の糖分を摂取したことが死の原因でした。
糖尿病と心臓病の家系で、両親は四十代で亡くなり、自分ももう死ぬと諦めていた男。
ブラス警部のこともあり、遺族を前にして戦わずに諦めたと口をすべらしてしまうウォリック。
こういう時にはニックのほうが、上手くお悔やみの言葉を申し上げられるかも。
ソフィアは人事部の知り合いから、エリーがブラス警部の年金について問い合わせしてきたと知り、ラスベガスから追い出すべきだとグリッソムに訴えます。
しかし、そうは言ってもねえ。
手術後ブラス警部は容態が安定したまま、目を覚まさずにいます。これはこれで安心、と担当医が言った矢先に急変しました。エリーもグリッソムに捕まり、心配しています。
医師たちの素早い処置によって、また安定し、うっすら目を開けるブラス警部。エリーがそこにいると分かると、手を伸ばして求めます。しかし、逃げ出してしまうエリー。ああ素直になりましょうよ。本当は生きていて嬉しいのだろうに。これでひとまず安心です。
グリッソムはベッドの上で、自分の死について語ります。うーん、えらく長い独り言だなあ。カメラがぐるぐる回っているし、ドアの向こうに誰かいるの…ってサラじゃないですか!!!!!うわー、もうビックリしましたよ。最後の最後に!!!!しかもなんですか、そのシャワー浴びたてという雰囲気は!!!!!いや、グリッソムのオフィスで「大丈夫」と声をかけたときの親密な雰囲気は分かったけど。ええ、何がきっかけだったんですか??
「サヨナラはまだ言いたくない」
で次のシーズンへ続くですよ。うぉぉ…。しかしここに到るまで長かったねえ。
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