以下の文章ではLOSTに関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST #15 守るべきもの
イーサンに連れ去られたクレアが戻ってきた。しかし、島での記憶を失っている。イーサンのことも覚えていない。忘れてしまったほうがいいこともある。チャーリーはクレアにつきっきり。彼女を守るという約束を守れなかったから…。
チャーリーの回想が始まる。
ドラッグがつきかけている。ドラッグの売人兼友人から、大金持ちの令嬢から金をだましとる案を提案され、酒場でそれとなくナンパを始めるチャーリー。いまだにドライブ・シャフトのメンバーだったことをネタにしてます。
サイードは、イーサンがクレアを送り込んで、なにか企んでいるのだという。チャーリーは腹を立て、森の中へと入っていく。そこで出会ったのはイーサン。チャーリーの前に姿を現した。日暮れまでにクレアをよこさなければ、一人殺すと。その翌日、また翌日も一人ずつ殺していき、一番最後にチャーリーを殺す。
チャーリーの話を聞いたロックは、守りを固めるように皆に指示を出す。ブーンはロックに期待されて、嬉しそうです。しかし、ブーンが見張り番のときに、ついうとうとしたまま夜が明けた。罠に何かがかかった音がはげしく鳴った。飛び起きて、森へと駆け込む。しかし、そこにいたのはウォルトの犬、ビンセントだった。う、こんなところで(笑)ロックとサイードも合流してきた。すると、ビーチから叫び声が上がる。
男性が酷く痛めつけられた状態で死亡していた。スティーブが貧乏くじを引いたな、と格好つけてるソーヤーですが、スティーブじゃないよスコットだよ、とハーリーから突っ込みが(苦笑)
ジャックはロックに、イーサンの後をつけられないかと尋ねる。無理だ、と断るロック。ジャックは銃を使おうと決意する。
クレアは自分が囮になってイーサンをおびき出すことに同意するが、チャーリーは大反対。クレアは皆から、腫れ物にでも触るかのように扱われて、うんざりしていた。ジャックが用意した銃は四丁。ジャック、サイード、ソーヤー、ロックの四人でイーサンに立ち向かうのだ。ケイトも行きたそうにしているが、銃が足りない。すると、ソーヤーが亡くなったFBI捜査官の銃を取り出した。これで、そばかすちゃんも行けますよ。チャーリーは銃を撃ったことがないので、メンバーから外されてしまう。皆がビーチから森の中へと歩いていくのを、じっと見つめています。
雨が降る中、心細そうに立ち尽くすクレア。木の陰からイーサンが姿を現した。ジャックがこの前のお礼だとばかりに、したたかに殴りつける。ロックが皆に銃を使うな、と落ち着くように命じる。ソーヤーが、何者なのか吐かせようとした瞬間、銃声が鳴り響く。イーサンの体が崩れ落ちた。皆の視線が集る。発砲したのはチャーリーだった。
ジャックはなぜ撃ったのかとチャーリーを問い詰める。イーサンを生かしておけば、この島の何かが分かったかもしれない。チャーリーは、自分がだまして傷つけたルーシーを思い出していた。最初は金目当てで近づいたのに、本当に好きになってしまった女性。やり直そうと思ったのに、結局はドラッグで身を滅ぼしてしまった。「あんたは一生誰も守れない」というルーシーの言葉が、今も心の傷になっている。だからこそクレアを守りたかった。
そんなチャーリーの思いがクレアに届いたのか、ピーナツバターのことを思い出します。この二人の行く末が幸せでありますように、と思わずにいられません。
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