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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
29 . April
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08 . October
「ヴェニスの商人」を天王洲銀河劇場にて観劇しました。

開演前にホールにて仮面を付けた男女が入り乱れています。生演奏もあって、カーニバルの雰囲気が出ています。証明が落ち、舞台へと上がる仮面の人々。なんと俳優さんたちがスタンバイしていたんですね!!
まさか木に扮している人たちがいるとは思わずに、動き出したので驚きとともに笑ってしまいました。

バサーニオ、あの箱三回やってようやく分かったのかい(笑)いや藤原竜也さんのはじけっぷりに、笑いが止まりません。西岡得馬さんのアントーニオが、自分に好意を寄せているのが分かっているんだろうなあと。
寺嶋しのぶさんのポーシャ、きっと父親の遺言に従うあまり婚期を逃してしまったのだと妄想中。
でもいきなり登場して、周囲の喝采を浴びたからと言って、シャイロックへの仕打ちは酷いよなあ…。いくらバサーニオのためとはいえ。

シャイロックを演じる市村正親さん、裁判に負けたシーンの絶叫では、彼の境遇に感情移入してホロリと。
傲慢な金貸しだけど、あんなに酷い目に会うことはないでしょうと。

娘のジェシカ(京野ことみさん)は、家の財産を持ち逃げし、駆け落ちした挙句にキリスト教徒に改宗してしまったし。ジェシカが最後に父親を心配して、姿を消す場面を見て、救われた思いです。
ジェシカの恋人ロレンゾーを演じるのは、横田栄司さん。ジェシカと夜空を見上げるために、枕を準備するとこが好きです。誠実な人柄が伝わってくる演技でした。

背中に瘤のあるランスロット(大川浩樹さん)、天使と悪魔の一人芝居が良かったです。心の中の善と悪ってやつですね。あの言葉を話すたびに、唾を吐くのも大変でしょう…。ハリポタにおける『あの人』のように、仮の名で呼べばいいのになあと思いましたよ。
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08 . October
ちょっと前になるのですが、舞台『ディレクション』に行って来ました。

山深いお屋敷の中で繰り広げられる人情コメディ。登場人物の入れ替わりの多さといい、ちょっとしたミステリー仕立てにもなっています。劇中劇が、現実とリンクしてくるあたりが、ホロリとさせられました。
普段テレビ番組は、海外ドラマばかり見ているため、なすびさんが登場していて驚きました。懐かしの某テレビ番組のままの風貌でしたよ。これには理由があるのですけどね。
思い切りどつかれていた役者さん、痛かっただろうなあと。
スペン人の役だけど、実は顔の濃いだけの日本人…笑いが止まりませんでした。
01 . October
シアターアプルにて「ミザリー」を観劇してきました。

小説家のポール・シェルダンを小日向文世さん、元看護士のアニーを渡辺えりさんが演じられています。

ちょっといっちゃってるファンに、自分だけの小説を書くように迫られるのって、さぞ怖いよなあ…と観ながら思ってました。主人公を死なせて終わり、というのには納得出来ないのは共感できますけど、いやーそこまでやることないでしょと。怒らせると何をするか分からないアニー、自分のミザリーに対する想いを朗々と語るところは、オタクと同じだなあ(笑)いっそ自分で二次小説書いてしまいなさいよ、とつい思ってしまいます。
あの間の取り方に、悲惨な場面でもつい笑いを誘われてしまいました。
しかし小説家が飲酒運転で自動車事故を起した所に通りかかるなんて、神様もなんてことをしてくれたのでしょう。

始まりのシーンが好きです。つい一緒に拍手してしまいますよ。
狂気に飲み込まれることなく、なんとかして正気でいようとするポール。自分を励ます独り言が好きです。実況中継風で。恐怖に怯え、痛みを必死に堪えてる様には、こちらも手に汗握ってしまいます。
今までの苦労が水の泡になったシーンでは、フリーズして文章が全部駄目になった時を思い出しました。
俺の時間を返してくれと…。失われた文章は、二度と同じものを書けないですから。
映画版ではキャシー・ベイツ演じるアニーが、ハンマーを振り上げる場面がトラウマになったのですが、あれでもかなり残酷さを控えめにしていたとは。この舞台を観て、初めて知りました。うーん、でも笑いがもれてしまうなんて。

でもポールの作家として、あらゆることをネタにする、転んでもただでは起きない強さがなければ、早々に負けていたでしょう。災い転じて福となる…かな。
休憩を挟んで約二時間三十五分の舞台ですが、展開が早いために気になりませんでした。
11 . September
劇団AUNの『じゃじゃ馬ならし』観劇して参りました。

キャタリーナ(森本佳代子さん)は“じゃじゃ馬”としてその名を知らしめています。妹のビアンカ(根岸つかささん)は、正反対の淑女で男性からの人気も高い。
父親バプティスタ(星和利さん)は、キャタリーナが結婚するまでは、ビアンカを結婚させないと宣言します。
姉が売れないうちは、妹も駄目だという訳です
ビアンカに一目ぼれしたルーセンショー(長谷川祐之さん)は、お供のトラーニオ(長谷川耕さん)に入れ替わりを命じます。ルーセンショーは、ビアンカの詩の家庭教師に化けて、彼女に近づく算段です。
同じくビアンカに恋するホーテンショー(中井出健さん)は、音楽家として同じように家庭教師になりすまします。彼のもとを、旧友のペトルーチオ(谷田歩さん)とお供のグルーミオ(前田恭明さん)が訪れます。
キャタリーナ(ケイト)の話を聞いたペトルーチオは、高額な持参金があるならば、どんなじゃじゃ馬でも結婚してみせる!!と宣言するのですが。

ああもう笑いが止まりませんでした。
ペトルーチオが登場するときに流れるあの曲、なんていうやつだったんだろう…。聞いておけば良かったなあ。
グルーミオも大変です。ご主人があんなに強烈なキャラだと。
披露宴にあんな格好してくるとは。いや~もう(笑)目のやり場に困りましたよ~。格好よすぎです。
あの豚の丸焼きは毛を抜いて欲しかったですねえ。召使さんは「こんなこと今まであったか?」とひそひそ話をしていたから、ケイトのためにあんなことをやっていたんですね(苦笑)人のふり見て我がふり直せ。
ケイトのじゃじゃ馬ぶりが好きだったのですが、ペトルーチオのために淑女を演じる彼女も好きです。
「キスしておくれケイト」と街中でキスするあたり、さすがイタリア人愛に生き、愛に死ぬなあと。
なんだかんだ言って、ケイトもペトルーチオの強引な所に惹かれているのよね。…と思います。
最後にニヤリと笑ったのが素敵でした。

トラーニオも殻を突き破った感じで、突き抜けた笑いを楽しめました。去年、『終わりよければ全てよし』で長谷川さんをお見かけした時から、面白い役者さんだなあと思っていました。
ビオンデロ(岩倉弘樹さん)とのやりとりも、どっちがボケでどっちが突っ込みだか、と笑ってしまいます。

ルーセンショーの父親ヴィンセンショー(木村健吾さん)と看護婦さん三人組のネタも笑えます。
あの聴診器がいい味出してました。
最後は三組のカップルが揃い、ハッピーエンドでめでたしめでたし。
08 . September
「The Guys 消防士たち」を博品館劇場にて観てきました。

9.11のワールド・トレード・センター崩落の際、救助に当っていた消防士たちも命を失いました。
消防隊長のニック(津嘉山正種さん)が追悼文を送ることになったのですが、
どうにも上手くまとめられません。そこでジャーナリストのジョーン(三田和代さん)
が手を貸すことになったのですが…。

もしも自分の職場の人が、誰かを救うために命を落としたら。
危険が付きまとう仕事だと、みんな分かっています。
それでも、誰かが悪意を持って大勢の命を奪った時、自分だけ助かってしまった
のなら。

ニックが故人を語るうちに、ひょっとしたらテロは自分に降りかかったかもしれな
いと思えてきます。ジョーンが次第に感情移入していく様子も、共感できました。
津嘉山さんのニックは、優しにあふれ、自分がなぜ生き残ったのかと悩みにくれ
ています。三田さんのジョーンは、最初は仕事として話を聞いていたけれど、次第
に自分の問題として冷静に考えていくようになります。
消防士は肉体を使って人を助け、ジャーナリストは言葉で人を助ける。
もやもやした気持ちを人の心に染みる言葉で表現できるのも、素晴らしい才能です。
ジョーンの手助けがあって、ニックも心の整理が付いたのではないかと思います。
話をすることで、自分の中から悲嘆、失望、後悔といった負の感情も消えていった
のではないかと。

原作を同じくする映画「9.11 あの日を忘れない」をラスト30分ほどテレビで見たの
ですが、こちらはジョーン役をシガニー・ウィーバー、ニック役をアンソニー・ラバ
リアが演じています。
予想外のアンソニー・ラバリアの登場に驚きましたよ。
この映画の後にFBI失踪者を追え!のジャック役を演じるようになったのですね。
舞台が同じニューヨークなので、なんだか感慨深いです。
シガニー・ウィーバーのジョーンは、異性としてニックを見つめるようになるのが面
白いです。映画ならではの妄想シーンとか。
ニックはお葬式のシーンでいつ泣き出すかと、見ていて心配になるぐらい涙目
になっていました。何度も撮影し直したら、疲れそう…(←余計なお世話)
エンドロールに流れた歌の歌詞がまた泣かせるのです。
あの日亡くなった消防官が、奥さんや恋人へとお別れを告げる内容なのですが。
胸を打たれます。
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