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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
29 . April
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05 . February
本多劇場にて劇団たいしゅう小説家の「SOHJIそうぢ!」を観て来ました。

池田屋事件後の新選組が、八木邸を舞台に繰り広げるお話です。

石井正則さんの沖田総司、格好よかったです。よく響く声が良いのです。気にしている事に他人が触れると、途端にしゃき~んと刀に手を掛けるのが面白かったです。好きな人のためには、全てをかける男意気がいいなあと。自分たちが時代に取り残されていくと分かっていながらも、今までの生き方から外れることはできない。
暗闇の中でうずくまる姿に涙です。舞台に浮かび上がる“誠”の文字がとても印象的でした。

柳浩太郎さんの近藤勇、舌ったらずなところが、この人大丈夫かなーと思わせます。でもこの方なくして、新選ぶ組はありえないなと。視力が悪いので、場内に爆笑が起きたときすぐに反応できませんでした。残念。

水谷百輔さんの土方歳三、近藤勇とのやりとりが最高です。突っ込みとぼけが決まってます。殺陣も素敵でした。

大林素子さんのおみつさん、体を張って笑いを取りに行ってるのがツボにはまりました。青い化け物って(笑)総司の気持ちに気づいてあげて!!と心の中で叫びましたよ…

高杉瑞穂さんの役が、この舞台の要です。なるほど~、それで“そうぢ”なのかと。顔はいいけど、女に弱いってね。おみつさんを幸せにしてあげて下さい…

小野剛民さんの八木さ~ん、タイミングのよさが面白かったです。そういえば京都で壬生の周辺って行ったことがなかったなと。八木邸見学できるのですねえ。ガイド、抹茶、屯所餅付きで千円ですか。あの八木さんなら商売上手な様が目に浮かんでしまいます。

瓦版屋の山崎直樹さん、実はこの人が一番総司の気持ちを分かっててくれたのかも。そして、苦しめたのもこの人。あんな結果になるとはね。時代の渦中にいて、それを目撃し、胸の中に収めて。エピローグは胸にぐっと来るものがありました。

笑えてそしてほろりとする、いいお芝居でした。
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16 . December
友人から招待いただきまして、人生初の宝塚観劇に行ってまいりました。

『アデュー・マルセイユ』
面白かったです!!
ジェラール役の春野寿美礼さん、これまでの人生と役柄のジェラールとを重ねあわせたかのような歌詞にしんみりとしました。なぜだか同時にマイ・ウェイの歌詞が頭に思い浮かびましたよ。
少年院で見込まれて云々という下りは『ニキータ』が一瞬よぎりましたが、国際刑事警察の捜査員として銃の訓練を受けるシーンはめちゃ格好いい!!惚れ惚れしました。
親友や愛する人にも本当のことを打明けられない孤独を抱えながら、独り戦う男。
マリアンヌ役の桜乃彩音さんとの関係も、余韻をもたせるもので良かったです。お互いの愛情が深くなければ、できないことですから。

シモン役の真飛聖さん、マルセイユの夜の帝王の威厳もありながら、酔っ払ったときには幼なじみのジェラールことジョジョに甘えてしまう可愛らしさも備えてて、素敵でした。

物語がとてもよく出来ていて、謎解きの要素も含まれています。最後に全てが明らかになったとき、本当の自分を取り戻せる。

レヴューは華やかな世界に圧倒されてしまい、後半少しうとうとしてしまいました。申し訳ありませんorz
歌と踊りは楽しかったのですが、連日の観劇に体力の限界と年齢を感じました…

BS2で12月21日金曜日の午後一時から『明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴』を放送すると知り、早速観てみようと思います。

観劇後は、私のリクエストでケーキ食べ放題へ。
一ヵ月後の健康診断を控え、これで甘いものは最後にしようという決意のもと望みました。
いやー食べました。時間制限90分のはずが、80分と短くなっていたためもう少しゆっくりしたかったです。
ケーキは、ほぼ全種類制覇。お腹いっぱいで杏仁豆腐は食べられなかったです。あ、オムライスが美味しかったです。
が、三日後にホットケーキ焼いて食べてしまい、あっさりと断念…ビリー再入隊しましたけど、夏ほど汗かかないので体重が減りません(泣)
12 . December
ミュージカル「ハレルヤ」を天王洲銀河劇場で観てきました。

友人からお誘いいただきまして、予備知識なして観たのですが面白い!!

荒巻さん役の山路和弘さん、めちゃくちゃ格好良かったです。
最初の登場場面ではそれほど注目してなかったのですが、次に出てきた時には別人になってたのです。
低音でよく響く声も素敵ですねえ。
衣装を何度か代えていたのですが、髪をまとめるバレッタまでがキラキラ光っていて、金持ち度が急上昇してました。
夢を追い求める男が似合います。

主演の川平慈英さんは牧師さん役で、めちゃくちゃいい人。
道に迷う子羊たちに、なんとかして神の言葉を伝えようと必死です。でも、教会は老朽化が進みボロボロで、賃料も払えない。干物を作って、なんとか頑張りたいのだけれど。
声の伸びが、とても良かったです。元気いっぱい、絶対にへこたれない。多少迷うときもあるけど、神様がいれば大丈夫。だから荒巻さんたちにも、よい結果が出たのではないかと。

弟の広志役は山崎育三郎さん。演技しているときは訛もあり、色白な肌に赤いほっぺで、純朴な青年なのですが、ひとたび歌うとなれば別人に。自分の想いを押し殺し、兄の助けになろうとするなんて。なんて、いじらしいのかと、ほろり。荒巻さんとのデュエットが良かったなあ。この暮らしを抜出して、どこか遠くへ行きたいと。

教会を井戸端会議の場としている女性陣四人組。
それぞれ個性的で楽しいです。曲調も異なってて。ダンスもかなり激しかったのに、皆さん体が柔らかい!!
生き生きとしてて、牧師さんがかなり押されてるのもツボでした。

幕間にラスト予想をしたのですが、当ってるようで当ってませんでした…
それぞれが幸せになるのは、あれが一番だったのだなあと。
12 . December
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「ハムレット」を観劇してきました。

ハムレット(河内大和さん)は舞台に出ずっぱりで、足が痛くならないかなーと心配になりました。
スキンヘッドのハムレット、鬼気迫る迫力に圧倒されました。目を開けるよりも、目を閉じている場面の方が多かったです。で、人のやりとりを聞きながら、ニヤリと口元に不敵な笑みを浮かべる所など、もうやられっぱなしです。それまでの冷酷さ加減と正反対に、わざと愛想よく振るまって見せても、好青年の印象しか残らない。
ピアノの演奏も、ひたひたとハムレットの感情を表していて良かったです。

ハムレットに仕えるホレイショー(南拓哉さん)が、王の亡霊を目撃したのが復讐の始まり。
最初から最後まで見届けるのも、従者の務め。
主従二人で秘密を共有するなんて、ぞくぞくします。
あくまで自分の感情を押し殺して、ハムレットに仕える。素敵なホレイショーでした。

オフィーリア(町屋美咲さん)の乱心ぶりは、本当に居た堪れなくなりました…。あの歌がまた哀れみを誘って。
ポローニアス(栗田芳宏さん)、観客の笑いを誘う演技で、息詰まるストーリーにほっと一息。
クローディアス(谷田歩さん)は祈りの場面で己の罪と悔悛を見せるも、すぐにハムレット追放を決意するなど二面性のある王を力強く演じられていました。
ガートルード(山賀晴代さん)は夫と息子の板挟みとなっても、気高く美しく。

劇中劇が浄瑠璃で表現されるのですが、使い魔三人衆が生き人形に見えました。
勢い畳み掛ける三味線の音と鶴澤浅造さんの語りが、平静に見えるハムレットの心情を、熱く代弁しているようで見ほれました。

あとは沈黙。
12 . October
紀伊国屋サザンシアターにて『獅子吼 シンハナーダ』観劇してきました。

亀甲墓が舞台となっています。
これで沖縄のお話なのだなと分かりました。
が、現在と過去が入り乱れ、全体像を掴むまでが話の核ともなっています。

全ての記憶を忘れ、あの一日を毎日繰り返している。
その方が幸せなだったのかな、と観ていて思いました。諍いもなく、皆で仲良く暮らしている。ハムレットを演じてみたり、沖縄独特の舞を踊ったり。
けれど、現在に繋がるのが過去で、一つの時間に留まることなど出来ない。
そのことに気づき、過去を思い出そうとします。
それが、皆にとって封じ込めてしまいたかった時であっても。

あのご老人にとっても、時間があのときのまま止まっていたのかもしれません。
ようやく皆が揃って解放されたのかな、と思いました。

トークショーは河合祥一郎さんでしたが、するどい突っ込みで、内容の解釈をされていました。
なるほど~、ためになるなあ。
時間切れで終わってしまったのが残念なくらい。

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