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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
29 . April
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26 . May
東京ビッグサイトで5月26、27日と開催される第25回デザイン・フェスタに行って来ました。
高校時代の友人が出展するというので、半休とって駆けつけました。
卒業して翌年ぐらいまでは会っていたけど、それ以降は年賀状での近況報告のみ。
ブログをやっているというので、早速見てみると立派なアーティストになった友人の姿がありました。そこでメールの交換などやりつつ、今回の訪問に到ったわけです。



友人の絵を気に入って、足を止める人が大勢いました。あの絵が好きだなあ、なんて声が聞こえると自分のことのように嬉しいものです。
これからもがんばってね。応援しています。

広い会場を歩き回り、ポストカードを買ったりして楽しかったです。若いっていいなあ。

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23 . May
アートで候。会田誠 山口晃 展に行ってきましたよ。上野の森美術館で6月19日まで、会期中無休でやってます。

会田誠さんの「今年もヴィトンが豊作じゃ~!!」絵の前で笑いをこらえるのに必死でした。こういう時、一人は困ります。ポスター全18連作では、小1の作品が「平和」で中3になると「絶望」になってしまうところに、成長していく過程にきっといろんな辛いことがあたのねえ、と想像してしまいます。

山口晃さんの「十字軍」髑髏と戦う兵士が格好よいのです。王様の表情が不安そうなのは、乗り物がちっこいから?!
「大師橋圖畫」の厠らしき所から、下に流れている川を覗いている男性に注目。
「四季休息圖」私も桜を眺めながら、仕事さぼってごろ寝したいですよ(泣)
「胎内巡り圖」あれ、清水寺にこんなところあったっけ。リアルにありそうだなあ。ランゲルハンス島が好きです。
「今様遊楽圖」下書が併せて展示されています。じーっと文字を追ってしまいます。
日本橋三越のチラシを間違えて捨ててしまったことを後悔せずにはいられません。
やはり原画はいいですね。細かいところまでしっかり描かれているので、一つも見逃すまいと瞬きを忘れて見とれてしまいます。根津神社の三百年大祭の絵も、展示されています。猿廻し発見。

二階には山愚痴屋澱エンナーレが。「絵はこんなに役に立つ」シリーズと「解読」シリーズが好きです。
絵の前でにやにやしてました。すみません。

最後の部屋にはお二方の大きなキャンバスに描かれた作品が、どどーんと。

じっくり見ていたので、あっという間に一時間経ってしまいました。
07 . May
損保ジャパン東郷青児で7月1日まで開催中の「ペルージノ ラファエロが師と仰いだ神のごとき人」展に行って来ました。

入って直ぐの部屋に飾られている天使の絵、ベネデット・ボンフィーリの「受難具を持つ天使たち」はキリストが磔刑にされたときの釘や鞭などを手にしているのですが、どれも皆悲しそうな表情をしています。天使の輪は金で表現されているのですが、細かい装飾に見とれてしまいます。

ペルジーノの作品では「石棺の上のキリスト」が一番良かったです。両手の聖痕を見せ、やや俯け加減に目を閉じているキリスト。背景の闇から白い光が浮かび上がっているよう。
「聖ヒエロニムスと聖マグダラのマリアをともなうピエタ」も良いですね。

約四十展が展示されているので、三十分ぐらいで見て回れます。
実際に教会に飾ってあるところを見てみたいなあと、思いました。解説も詳しく書いてあるので、分かりやすいかなと。



02 . May
芸大美術館で6月10日まで開催中の「パリへ 洋画家たちの百年の夢」展に行ってきました。
陽射しは既に夏の様で、久しぶりに浴びた紫外線にやや疲れながら、美術館に到着。
平日の午前中ですが、GWの谷間ということもあって結構な人出です。
でも割と自分のペースで見ることができました。第二展示室の芸大コレクション「新入生歓迎・春の名品展」を入れても40分ほどで回れました。

黒田清輝の「智・感・情」は5月20日までの展示で、22日以降は「湖畔」が展示されるそうです。
「湖畔」は美術の教科書に載っていたなあと。「智・感・情」ですが、私には感が智に見えます。
あのきっちりしている感じが「智」を連想させるんですけどね。
芸大美術館の近くにある黒田記念館は、入場無料ですが開館時間が限られているのが残念です。

ラファエル・コランの「静寂」と和田英作の「こだま」は対をなすように並べられています。
前者が日の光を浴びた女性が静かに微笑みかけながらじっと立ち尽くし、後者は薄暗い森の中で何かに怯えている女性が大きく口を開けて何事かを叫んでいます。
怖い。

藤田嗣治の「私の夢」に惹かれました。釈迦の涅槃像を思わせる構図。横渡る女性の周囲に、動物たちが集っています。

陳列館で3日まで開催している「ケレン 主張する色彩」はやっていることを知らないのか、ほとんど人がいませんでした。学生さんらしき人がちらほらと。建物自体がいい雰囲気なので、ぜひ足を運んでみて欲しいです。
14 . April
澁澤龍彦-幻想美術館展(埼玉県立近代美術館)に行ってきました。

北浦和公園内に美術館はあります。公園の八重桜や枝垂桜は、少し花が散っているものの綺麗に咲いています。小さい子たちが「きれいー」と言いながら、枝垂桜と戯れていたのが印象的。素直でいいなあ。

没後二十年を記念しての美術展ということで、澁澤龍彦の生涯を通じて、彼が興味を示したり影響を受けた美術作品の数々が展示されています。作家ご本人や個人蔵の作品が、かなりの割合を占めています。
これで大人九百円という入場料は安いなあ。駅からも近いし、近くにお茶したり食事をする場所もあって、便利な美術館だと思います。

ベルメールは人形の写真を鑑賞することが多いのですが、エッチングの作品が何点か展示されています。
もちろんエロティック全開ですが。朝からこんな絵を見ていたら、不健康だなと(苦笑)
澁澤邸には、ベルメールの人形を模した物が飾ってあるようです。チラシの裏に載っている写真に、その一体がちょこんと写っています。

アルチンボルドの「ウェイター」はワイン樽やピッチャー、コルク抜きなどで出来た人物の絵。
デューラーを始めとする木版やエッチングも見ごたえがあります。
ルドンとギュスターヴ・モローの聖セバスティアンの絵は、青年が布切れ一枚で木に縛り付けられ、何箇所も矢に射抜かれている凄惨なもの。天使が矢を抜いているその様子に、愛と美が感じられます。
ビアズレーのサロメの挿絵もありました。この挿絵大好きなんです。

ダリの作品は、前期後期で入れ替えがあるとのこと。最近なんだか縁付いていて、よく見る機会があります。
次々に見た事のない作品を見られるのは喜ぶべきこと。
もちろんマルグリットも忘れずに。

川北喜久治さんの写真で、ノイシュヴァンシュタイン城やイゾラ・ベッラ、ボマルツォなど私が行ってみたい怪しい建築物の作品が。お城は普通のツアーコースに入っていますが、他のは個人でないとなかなか行けない場所。死ぬまでに一度は行ってみたいのですが。

暁斎や若冲、酒井抱一などの絵も飾って有りました。
帰りにミュージアムショップで暁斎の劇画集を購入。岩波文庫から出ているなんて知らなかったです。

展示作品は三百点近くにも及ぶので、かなり見ごたえのある美術展となっています。
自分の好きなアーティストを新発見できるかもしれません。楽しめました。
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