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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
30 . April
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09 . April
サントリーミュージアム天保山で5月6日まで開催中の「ダリ展 創造する多面体」に行ってきました。

昨年東京でもダリ展は見ていたのですが、混み混みだったし、「催淫作用のあるタキシード」など見たことがない作品も展示されているようなので、大阪も行ってみようかと。

平日の夕方に行ったのですが、適度なお客さんの入りで、ゆっくり鑑賞することができました。
東京とは数点を除き、全く違う作品が展示されていたので楽しめました。
ダリの写真による作品は、本人を写したもの以外に見たことがありませんでした。
写真だとモノクロなので、怪しい感じが倍増されています。カラーだとスペインの強い日の光の下で、からっとした明るい作品になってしまいそうです。
できるだけ当事の展示環境に近づけようと、傘が天井からぶら下がっていたり。

ダリが手がけた商業作品、香水瓶や雑誌の表紙、ストッキングのポスターなど細部までじっくり書き込まれていて、目が離せません。素描画などもありました。
東京で図録を買わなければ良かったなあ。大阪のが欲しかったのですが、帰りの道のりを考えて挫折。
その前にエリザベートのパンフレットも買っていたし、本は重いので泣く泣く諦めました。

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19 . March
埼玉県立近代美術館で3月25日まで開催中のシュルレアリスム展に行ってきましたよ。

日本国内各地の公立美術館が所蔵する、シュルレアリスム芸術家の作品が展示されています。
ダリの作品は初めてみる作品が多くて楽しめました。42点組版画集「マルドールの歌」は全作見てみたかったです。ダリのエッチングは初めて見ました。「不死のための10の処方箋」はあのトランクの持ち手の部分が、なんとも言えず。

ポール・デルヴォーの、ぱっちりと目を見開いた無表情の女性が立ち尽くす絵も、風景が変わることによって受ける印象が変わります。太陽の光の下と月の光の下では、女性の美しさが健康的なものから妖艶なものへと変化していきます。でも、どこか時間が止まった世界に、不気味なものを感じずにはいられません。
クルト・セリグマンの「メムノンと蝶」になぜだか心惹かれました。ポストカードになっていたのを見つけて、喜んで買ってしまいました。レオノール・フィニのバニタスも良かったです。

ベルメールの写真が、一つの狭い部屋にまとめて飾られていて、なんだか見てはいけないもののような雰囲気が漂ってました。あそこに三人以上いたら、ちと息苦しいかもね。

この美術館に初めて行ったのですが、コインロッカーの中にまで作品が展示してあって、最初見たときには何事が起こったのかと笑いそうになりました。他に人がいなかったので、きょろきょろして近づき、入り口付近に戻ったら作品名のプレートを発見。ああ、そうだよね。いたずらじゃないんだよね。一安心。階段の手すりも作品の一部だったりして、あちこちに作品があるんですね。

ポストカードを買って、あとで袋にサイの絵が描いてあることに気付きました。



埼玉県立近代美術館だからサイタマなんだ…。
10 . March
松下電工 汐留ミュージアムで5月6日まで開催中の「ジャポニズムのテーブルウェア」展に行って来ました。

実際に、テーブルコーディネートをセッテイングしているものもあります。青や赤、黄色などのテーマ色を決めて、それに合わせているのですが、そこだけ空間が華やいでいます。どんなお料理を載せたら、食器に合うのかなあと思ってみたり。
ティファニーの銀食器、ミントンやロイヤル・ウースターなどの陶磁器、ガレやラリックの作品もあります。
朝顔のコンポート、魚籠形皿の魚や蟹など、こんな風に使われると面白いなと。
実際に使用されていたものが展示されているそうですが、毎日こんな食器で食事をする生活ってどんななんだろ。絶対にお手伝いさんが必要でだし、食器洗い機は使用不可でしょ。レンジでチンも無理だろうな(苦笑)
そんなんで、たまには豪華な陶磁器を見て目の保養をするわけですよ。



08 . March
5月6日まで国立西洋美術館で開催中の「イタリア・ルネサンスの版画」展に行ってきました。

久しぶりに行ったら、ロッカーの場所が変わってました。入り口入って右手突き当たりと、階段を下りたところです。前は知っている人でないと、分かりにくかったかも。今までの図録を見られるスペースも、ソファーがゆったりしているものになってました。ただ、あれだと本来の目的以外に長居する人が増えそう。上野だし。

版画というと地味な印象がありますですが、あの細かさといったら、近くでじっくり鑑賞しないとだめですね。
ラファエロの原画をもとに作られたものもあります。でも、原画とはやはり印象が異なりますね。版画の隣に、原画となった絵が小さく展示されています。

「羨望の寓意」(クリストファーノ・ロベッタ)という作品は、見て思わず苦笑い。
老婆がいちゃついているカップルに左右を固められ、怒りの形相をしている図なのです。
世の中が変わっても、女性の本性は変わらないですね(苦笑)

グロテスクな装飾の版画(「装飾燭台」連作)は、下に位置するキャラほど苦しそうな表情をしているのが笑えます。上の方にいる童子たちは、にこやかにしてるんですけど。

常設展では、平成14年から18年度に新しく所蔵された版画の作品展が行われています。
レンブラント、ムンク、アンソールなどの作品が見られます。アンソールの作品は、七つの大罪のうち「大食」です。七つ全部見てみたいなあ。レンブラントの自画像は、ちんまりしてるので、見落とさないように。

01 . March
印刷博物館で3月25日まで開催中の「モード・オブ・ウォー」展に行ってきました。
東京大学大学院情報学環所蔵 第一次世界大戦プロパガンダ・ポスター コレクションから選び抜かれた百点が展示されています。
トッパン小石川ビルの地下一階にあるのですが、青い色のビルが遠目によく目立っています。

プロローグ展示ゾーンだけでも結構なボリュームがあります。ラスコーの壁画から始まり、CDやICチップまで様々なメディアの流れが分かるようになっています。

映画「父親たちの星条旗」でも、星条旗を掲げた若者たちが、国債を国民に買わせるためのプロバガンダとして全米を行脚していました。展示されているポスターを見ると、第二次、第三次と何度も国債が売られたことが分かります。国債を買わなければアメリカが負けてしまう。子どもたちも節食することで、勝利へと貢献するようにと描かれたもの。自由の女神が、軍隊を率いてる絵もあります。女性たちも軍事工場で働くことで、男性たちと同様に戦力となっているとアピールしたもの。絶対にこの戦争に負けるわけにはいかない、という意気込みが伝わってきます。こういった資料がきちんと保存されていることで、いかにして国が国民を巻き込んでいったかがよく分かります。文字だけよりも、インパクトのある絵とキャッチコピーで、人々の心に愛国心を抱かせているようです。

企画展のあとに総合展示ゾーンも見ていったのですが、展示物に関する説明は、タッチパネルを利用して聞いていくので全部しっかり見ていくとかなり時間がかかりそうです。自分もかれこれ90分ぐらい滞在していました。
ガラス張りになっている印刷工房では、実際に人が働いている所を見学できます。人の視線で疲れたりしないのだろうか…。3時から先着6名で体験コースが開かれていました。
パソコンを使い、好きなイラストを選んでポストカードを作ったり、多色刷りでカレンダーを作ったりと、印刷の工程を楽しめるコーナーもあり。

20分ぐらい歩いて、講談社野間記念館にも行ってみました。
椿山荘の先にあるのですが、たどり着くまでの坂道がきつかったです(泣)



「鏑木清方と仲間たち~金鈴社に集った人々」展は3月11日まで開催中です。入場券を購入したらポストカードが一枚ついてきました。ラッキー。
鮮やかな緑色が印象的な絵の数々。旧社長邸を改装して美術館にしたそうですが、木々に囲まれて静かな空間でゆったりと絵画を鑑賞することができます。休憩スペースも広く、自動販売機が置かれているので、ゆっくりできるのがいいです。
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