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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
30 . April
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24 . February
堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館に行ってきました。
天王寺駅から阪和線に乗って、快速で約25分。駅から直結しているベルマージュ堺内にある美術館です。
雨に濡れることなく行けるのが便利ですね。飲食店なんかもビルの中に入ってますし。
料金五百円で、与謝野晶子文芸館にも入場できます。お得です。

あのカメラのドイの故土井君雄氏のミュシャ・コレクションが、堺市に寄贈されたのがもとになっているそうです。
リトグラフはもちろのこと、油彩画をかなりの数見ることができました。うう、感動です。聖母子像がいいんです。
大型作品の「ハーモニー」はソファーに腰掛けて、じっくりと落ち着いて見られます。
ウミロフ・ミラーはその名の通り鏡なのですが、鏡がはまっている額にミュシャの絵が描かれています。鏡の前に立つと、恐れ多くも自分が作品の中に入り込んだかのような錯覚を覚えます。
本の挿絵などもあって、じーっと立ち止まることがしばしばありました。

ミュシャが好きな方は、行って損はしないです。あんなにゆっくり見られる機会は、そうそうないでしょう。
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17 . February
東京国立博物館で3月18日まで開催中の「マーオリ 楽園の神々 ニュージーランド国立博物館 テ・パパ・トンガレワ名品展」に行ってきましたよ。
常設展のチケットで入場できるのですが、かなり中身は充実してます。平成館の二階半分が展示スペースです。所蔵品についての映像などもあるので、じっくり見ていると時間かかるかも。楽器なんか音色が分かって良かったです。パータカ(倉庫)やカヌーなどかなり大きいものも展示されてます。カフ(外套)は様々な鳥の羽が装飾されていて、綺麗でした。



それよりも、最後にテ・パパを紹介するパネルが置いてあり、その写真の一枚にロード・オブ・ザ・リング展のアラゴルンポスターが掛かっていたのが気になりました…。ニュージーランドのツアーマップが置いてあったので、いただきてきました。うーん、相変わらずニュージーランドに行きのツアーは高いです。エドラスへ行く夢はまだ捨ててないぞ。
30 . January
「日本美術が笑う」展 縄文から20世紀初頭まで、笑い展 現代アートに見る「おかしみ」の事情(森美術館 5月6日まで開催中)に行って来ました。

会場のうち「日本美術が笑う」展が三分の一、「笑い」展が三分の二で、現代アートのほうが出展数が多いような気がしました。

若冲、河鍋暁斎、円山応挙、蕭白など好きな画家さんの作品が数点ずつあったので、幸せです。
若冲のはカラフルな作品ではないので、割と地味な印象を持ちます。でも若冲。寒山拾得が手抜きのように見えても若冲。掛け軸に白象がみっしりと描かれてます。可愛いなぁ。暁斎の屁こき大合戦は、絵巻物の最初から最後までを動画で見ることができます。お芋がたくさん運ばれてきて、お尻を出して皆で屁をこきまくりですよ(笑)しかも途中でドクターストップかかってます。ああ、面白い。
蕭白の屏風絵には、足が止まります。いいなー、欲しいなー。
応挙の虎は目がぎろりとして、毛並みがふさふさ。もう一目ぼれですよ。

会期前半の平日午前中なんで、そんなにお客さんいなかったのです。なんか足元がぼこぼこしていて、つまずいている人がちらほら見受けられました。

現代アートは面白かったですよ~。参加型のもありましたが、一人だったから遠慮しました…。
「日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ」和室を再現した小屋にビデオが流れていて、畳に上がれるようになっていたのですが、ブーツだったために断念。なんか正座して拝聴したほうが面白いかなと思ったのですが。で、家に帰ってパンフを見て会田誠さんだったと分かり驚きました(笑)他にも人がいたので、作品紹介のパネル見られなかったんですよ。ああ、もっとちゃんと見ておくべきだった!!

「滝」という作品。男性用の便器に、苔むした石が重ねて置いてあり、赤外線センサーによって近づくと水が流れます。不意打ちに笑えました。なんかストレートだなと。
あと凍った湖の上で、吹雪に吹かれながらアートとライフを行ったり来たりする、ブラックスーツを着た男性。
どっちに行っても厳しい生活が待ち受けているようです。
G.I.ジョーが部屋中に、がさごそがさごそと蠢いているファンシーな部屋にも注目。
人が切れると監視員のお兄さんが、オブジェにぶつかって動けなくなったり、集団で固まってしまっているのを、並べ替えてます(笑)みんな真面目な顔してスーツ着て、ほふく前進してるんです。なんとも言えない空間です。

他にもいろいろありますが、映像作品を全部見ようとすると、一番長いので約一時間ほどあるので時間には余裕を持ったほうが宜しいかと思われます。

最後に展望台に行ってみました。よく晴れているのですが、風がないために遠くが霞んでいました。残念。
国立新美術館が直ぐ近くに見えます。
28 . January
東京都現代美術館で開催中の「中村宏図画事件」展、「等身大の約束」展、「闇の中で」展を観て来ました。
日曜の午後遅くに行ったのですが、じっくり観る事が出来ました。始まってすぐだからでしょう。

中村宏図画事件展は、前半は衝撃的で夢に出てきそう。後半になるに連れて、表現が丸くなってきているようです。観る側にも、精神・肉体ともに力が必要というような。
機関車とセーラー服姿の少女が繰り返しモチーフとして使用されています。少女は一つ目でお下げ姿。
赤一色で描かれた作品は、まるで血のよう。なんだでか便器が印象的だった。

等身大の約束展は、五名の作家さんたちの作品が展示されています。
情報化社会の現代で自分自身とは何か、改めて考えるのが趣旨だとか。

千葉菜穂子さんの作品は、記憶を立体や平面に再構成し、自分を含めた家族の過去を振り返っています。
自分には田舎と呼べる場所がないので、こういうのって懐かしくて羨ましい部分があります。

秋山さやかさんの作品は、自分が歩いたところを地図の上に刺繍糸やスパンコールなどで印をつけたもの。
ああ、面白いなー。自分の行動範囲を改めて見て見ると、楽しいかも。用途ごとに色を変えてみたり。
海外を歩いた作品には、簡単な日記が付いていて、楽しんで読んでしまいました。
閉館まであまり時間がなかったのだけど。

中山ダイスケさんの作品、中に浮かんだリンゴとか、白い家の屋根にたくさんのアンテナが立っていてリンゴが転がっている物とか観ているだけで微笑ましいものがあります。一方で、展示室に入った途端にうわっ人がいるよ、と思った作品(布を被った人の頭からアンテナが出ている)もあります。この人型のはなんだか怖いです。

加藤泉さんの作品は、可愛いけれどどこか不気味な木の人形たち。と、その絵画バージョン。
なんだか積み重なってます。

しばたゆりさんの作品は、一番女性らしいなと思いました。
自分の血をグリセリンと混ぜて口紅にしたもの、髪の毛、両親の遺骨を粉にしたものなど。
自分の大事なものを粉にして、瓶に入れ、ラベルを付けて整理する。
粉にしたものを絵の具に混ぜて、絵画とする。全ては土に返ってしまうけれど。
あらゆる物に形を変えて、それらは死から再生するのかもしれない。
苔の作品が好きです。近づくと、苔の匂いがして。

常設展示の特集「闇の中で」展は、三階の展示室は照明が落とされ、暗くなっています。
広い場所を生かした展示がされていて、「月のかけら」「ヴァシヴィエールの月」には圧倒されます。
「アルミナのエロス」はパンフに載っているのと配置が違い、印象が違います。
暗闇の中にスイカやさくらんぼの絵が浮かび上がる作品は、明るい場所で見るとどんな風に見えるのかな。
26 . January
国立新美術館開館記念展 20世紀美術探検に行ってきました。

混雑してるかなー、と思いつつ平日の午前中開館後すぐに行きました。
現代美術としては、結構お客さんが入っていると思いました。
第一部の絵画がメインのところでは、人の列が詰まってしまいますが、第二部、第三部ではわりとゆっくりバラけて観られました。
6000平方メートルの広さということで、ヒールのない歩きやすい靴でチャレンジ。
でも所々休憩室があり、階段を上がればトイレにも行ける構造になってるようです。
おっしゃ美術作品を観るぜ、と気合を入れていったので計3時間歩き回りました。
20世紀美術展で2時間、黒川紀章展で30分、日本の表現力で30分、合計3時間。

二階の展示室C、Dで黒川紀章展(無料)、A、Bでの日本の表現力(無料)の方が、有料展よりも混雑してました。無料とは言っても、充実しているのでナメてかかってはいけません。もう文字を追う気力が残っていなかったので、ザット観です。

二階の展示室A、Bで開催している「日本の表現力」で貰ったパンフレットをロッカールームに置いてきてしまいました。電車に乗ったあとで気付いた(泣)アニメや漫画をメインに扱った展示構成となってます。テレビが置いてあって、各年代ごとに代表的なアニメが何作品ずつか流れています。攻殻機動隊S.A.C.のOPが聞えて来て、後ろ髪を引かれつつ。ホールでは毎日アニメ作品が上映されてます。AKIRAや攻殻もやるみたいです。午後の3時ごろからだったかな。ああ、もうチラシを置いてこなければ!!

20世紀美術探検は、ブリヂストン美術館、東京都現代美術館、国立近代美術館などの常設展で観た事のある作品が何点かありました。あれー、これどっかで…と思って観ると。
吉村益信さんの「豚・Pig lib:」が観たいなーと思っていたのですが、本物の豚の剥製を使った作品で結構ビビリました。豚の目の焦点がずれていて、どこか夢見心地な感じ。ハムになっちゃうのね(泣)
広いので、そっち側にも展示室があるんですか、と思わぬところにも作品が展示されてます。
うっかり見逃さないように。

館内のレストランは何処も混雑してました。二階にはえらく長い行列ができてました。一時ごろだったかな。
ミュージアムグッズは地下一階にあるようです。力つきて行けませんでしたが。東京土産って書いてあったけど、何があるんだろう。

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