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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
03 . May
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09 . November
東京都現代美術館で12月24日まで開催中の「大竹伸朗全景」展に行ってきました。

全景ということで、1962年(6歳)から2006年(50歳)までの作品が展示されています。

見ているうちに疲れてしまったけれど、ソファーで休むことなく見終え、そのまま常設展へ。
気付くと辺りが暗くなっていたので、おやっと思い時計を見たところ、5時30分。
二時間半も美術館にいました。
ゆっくり歩きながら観てこの時間なので、じっくり立ち止まっていたら、あっという間に閉館になっていたかも。
それだけ、展示されている作品が多いのです。
鑑賞ガイドも変わっていて、A2サイズで裏面が富士山の絵のポスターになっています。
表面は館内案内図と、画家の転機となった年代ごとにテーマが付けられているので、それに関する説明文という構成。

6歳からの作品を全部取ってあるなんて、凄いの一言です。
才能のある人の落書きは違いますよねぇ。
自分が行ったときには、地下二階にある「ダブ平&ニューシャネル」の演奏が館内中に響いていました。
生音だなーと思っていて、実際に作品(小屋の中)を覗いたら、男性がエレキギターをじゃんじゃんと弾いてました。

自分としては「日本景」シリーズがお気に入りです。
忍び笑いしてしまいます。
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03 . November
新宿にある東郷青児美術館で、11月12日まで開催中の「ウィーン 美術アカデミー名品展」に行ってきました。

「クリーブランド美術館展」「ベルギー王立美術館展」「大エルミタージュ展」の半券提示で、二百円割引になるというので、活用させていただきました。
この美術館は損保ジャパンビルの42階にあります。
チケットを買って右手に進むと、景色が一望できます。
ここで足を止めて、景色に見入る人たちも。

クラナハ、ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラントなどの作品が展示されています。

クラナハ(父)の「不釣合いなカップル」は、老人と若い女性が抱き合っている画です。
この女性の手が、老人の服のポケットの中から、何かを盗み出そうとしているのに注目。
思いっきり財産目当て(笑)

ルーベンスの「三美神」
女性の体つきが、ふくよかでたるんでいるのに親近感(笑)

ムリーリョの「サイコロ遊びをする少年たち」
自分にとっては、ムリーリョというと宗教画のイメージが強いので、こういう絵を見るとなんだか新鮮な感じがします。

イタリアのヴェスヴィオ火山を描いた絵があったのですが、スター・ウォーズでアナキンとオビ=ワンが戦った火山の星ムスタファを思い出してしまった自分…。
しかし、あんな近くで火山の噴火見物していて大丈夫なんだろうか。

様々な猫の姿を描いた絵、写実的すぎてあんまり可愛い気がなかったです。
藤田嗣治の猫の方が可愛いなぁ。

最後の締めは、ゴッホのひまわり。
ここの美術館は常設展に、この作品があるのが目玉ですね。
28 . October
江戸東京博物館で12月10日まで開催中の「江戸の誘惑展-ボストン美術館所蔵 江戸の肉筆浮世絵展」に行って来ました。

平日の午後に行きましたが、混雑していても何とか自分のペースでも見られる感じです。
年齢層は高めなので、夕方から夜間(土曜)ならもっと空いているかもしれません。

鳥山石燕の「百鬼夜行図巻」の唯一現存するとされる肉筆画が展示されてます。
お目当てはこれです。京極堂シリーズの新刊がこの前発売されたのも、何かの縁でしょうか。
絵巻物なので部分しか見られませんが、しっかりと目に焼き付けて来ました。
牛鬼、犬神、がごぜの部分がポストカードになってました。
妖怪の名前、間違っていたらすいません。

江戸の四季、吉原の遊女を描いた作品が数多くありました。
着物の柄が微細に描かれています。
絵を見ていると、冬でも裸足だったり。当事の風俗が分かるのも面白いです。
菱川師宣、北斎、歌麿、広重、鈴木春信など、美術の教科書に出てくる人の作品が山盛り。
あっという間に見終わってしまいました。

良い天気だったので、近くにある安田庭園をお散歩。


両国国技館内にある相撲博物館が、入場料無料で開館中だったので、寄って見ました。
寄贈された資料を中心とした所蔵展です。
細かい刺繍が施された化粧廻し、お相撲さんの足袋、めんこシートなど様々な物があります。
国技館の前では、本物のお相撲さんに遭遇したり。

充実した一日でした。
21 . October
上野の森美術館で来年1月4日まで開催中の「ダリ回顧展」に行って来ました。

平日の夕方に行ったのですが、かなりお客さんが入ってます。
学生さんぐらいの年齢層が多かったかな。
自分のペースでじっくり鑑賞するのは無理です。
一列になって進みながらみる感じ。

スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団と、アメリカのサルバドール・ダリ美術館からの所蔵品が展示されています。
なので残念ながら、時計がとろけるチーズのようにぐにゃりと木からぶらさがっている"記憶の固執"はありません。ニューヨーク近代美術館の所蔵作品なので。"記憶の固執の崩壊"と並べて見たかったです。残念。
何かの美術展のおりに、"記憶の固執"を上野の森美術館で見た記憶があるのですが、あれは一体何時だったか。

'99年に、今は無き新宿三越美術館で開催された個展では、サルバドール・ダリ美術館の所蔵品がメインでした。今回もほとんど同じ作品が出展されています。図録引っ張りだして確認しました。

普段だったら素通りしてしまう作品「パン籠」。
しかし、今回はいつもと違います。丁度スペイン旅行から帰ってきたばかりなのです。
日本のパンと違って、表面はつるつるしてかなり固く、中身はカスカスして麩のような歯ごたえ。
ああ、あのパンだ(苦笑)
出される食事の量が多いため、いつも残してばかりいたパン。
なんだか申し訳ない気分になります。
日本だと、お茶碗に山盛りのご飯を描くようなもんかしら。

「自らの栄光の中でマルガリータ王女を描くベラスケス」
プラド美術館所蔵のマルガリータ王女の肖像画を、ダリ流に描いたもの。
ピカソのラス・メニーナスもかなり見事なまでに別の作品になってますが。
「世界教会会議」ではラス・メニーナスのベラスケスを模して、ダリは自分を作品のなかに描いてます。
ベラスケスがスペインの画家たちに与えた影響は、大きいのだと改めて実感。

図録購入。'99年のときのと作品はかなりかぶっていますが。
今回は装丁がこっています。ページのあちこちにいる蟻も可愛いです。

ああ、ダリの家、ダリ劇場美術館、ガラの城に行ってみたいなぁ。
03 . October
12/20まで国立西洋美術館で開催中の「ベルギー王立美術館展」に行ってきました。
ベルギーの美術の歴史四百年を、美味しいところどりで観られるというこの美術展。

マグリットとデルヴォーが見たかったのですよ。
あとはピーテル・ブリューゲルの父親の作品か否か議論が続いている、日本初公開の「イカロスの墜落」。

天気は快晴。平日のお昼に行きましたが、一枚一枚立ち止まって鑑賞できるぐらいの込み具合でした。
音声ガイドによる説明がある絵では、さすがに人だかりができていましたが。

入場して割とすぐのところに「イカロスの墜落」が。
主題のイカロスはさかさまになって、海から両足が出ているのみ。
しかも非常に小さいので、それと知らなければ気付かずに通り過ぎてしまいそう。
左手前景にある農民や羊飼いの方が、目立っています。
でも、誰もイカロスには注目していないんですよね。
イカロスの父、ダイダロスの姿は見受けられません。
悲劇なのに、どとこなくのんびりした昼下がりという雰囲気が、不思議なムードをかもし出しています。

「地獄のアエネイアス」
細部に渡って描きこみがされてまして。
様々な姿形をした悪魔がそこかしこにいて、見ていて飽きないです。

「ピュロスの死」
お!こんなところにオレステス登場です。ピュロスに剣を突き立てているのはオレステス。
あんまり罪を重ねるのは良くないっすよ。

「ハリネズミと植物と果実」
作品名だけ見ると、可愛いい物を想像します。が、よく見ると怖い怖い。
ハリネズミは、地面に落ちた鳥の巣の卵を狙っています。邪悪な表情してます。
果実も腐敗していたりして。

ジェームズ・アンソールの作品。
いつだか、迷宮美術館で取り上げられていた画家さん。
いろいろ不運続きで、人間不信になってしまった人です。
なので、絵の中の人物は仮面をつけていたり、骸骨だったり。
「燻製ニシンを奪い合う骸骨たち」が見られて嬉しいです。

ポール・デルヴォーとルネ・マグリットの作品。
最後はシュールレアリスムで。
マグリットの「光の帝国」大好きな作品です。
ポール・デルヴォーは無表情な女性が印象的。

ポストカードは「イカロスの墜落」「地獄のアエネイアス」「燻製ニシンを奪い合う骸骨だち」を購入。
売店は美術展に関する物よりも、ベルギーに関する物のほうが人だかりが出来ていました。
ベルギービールって、銘柄ごとに専用のグラスがあるので、それを販売してまして。
欲しいなぁ、でも置く場所がないし、と思いつつ帰宅。
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