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海外ドラマ(CSIシリーズ、LOST、HEROES/ヒーローズ、アグリー・ベティ等)のネタバレ感想をメインとしています。
08 . May
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14 . March
上野の国立西洋美術館にて6月4日(日)まで開催中の「ロダンとカリエール」展に行ってきました。
平日の午前中でしたが、ほどよく人がいる感じでした。
この展覧会は東京で構成され、パリのオルセー美術館に巡回するそうです。

ロダンの大理石の作品が好きなのですが、「最後の幻影」は触りたくてうずうずしてしまいました。
左上の少女、よく見ると髪の毛が一本一本彫り込まれています。
ポストカード購入しましたが、細部まではさすがに見えないのが残念。
「ネレイスたち」「フギット・アモール」「貪欲と色欲」なんかエロティックすぎて困ってしまうぐらい。
石なのに、触れてみたら柔らかくて温かいのではないかと錯覚してしまいます。
ピグマリオン・・・と思ったら、常設展の版画作品展「芸術家とアトリエ」の中に、オノレ・ドーミエによるピグマリオンねたのものがあって笑ってしまいました。

カリエールの作品は、背景の中に人物が溶け込んでしまうような、全体的に柔らかい印象を受けます。
ロダンとカリエールの手のデッサンが展示されているのですが、ロダンの描く手は骨と皮が強調されシャープな感じ、カリエールの描く手はふっくらと丸みを帯びて柔らかい感じがします。

ロダンの作品は日本国内の美術館所蔵のものが大半を占めていたような気がします。
図録を購入していないので、記憶だけがたよりです。間違っていたらごめんなさい。
国立西洋美術館は、「地獄の門」が前庭にありますし、常設展にも何点かロダンの作品があります。
お好きな方は行って損はしないかと思います。
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22 . February
ようやく「ミュンヘン」を見てきました。感想は長くなるので、こちらに書いてます。
パンフレットを購入して読んでいたら、ハンガリーのブダペストで映画の撮影を行い、30年前のロンドン、パリ、オランダ、ローマを再現したそうです。うーん、凄い。
ブダペストはまだまだ民主化への途中という感じで、建物に銃弾の跡がそのまま残っていたり、外装が黒ずんだままの建物が多かったのが印象的でした。
東京都美術館で3月5日まで開催中の「ニューヨーク・バーク・コレクション」に行って来ました。
もっと早く行くつもりが、あっという間に会期終盤。平日といえど、混雑してました。というか、ここの美術館ではいつものことだけど。土日はどんなに混むのか(泣)

ニューヨークのメトロポリタン美術館近くに住む、メアリー・バーク夫人が約40年かけて収集したコレクションです。館内で上映されていたビデオを見ていたら、普段は一般に公開していないとのこと。
個人で、縄文時代から江戸時代まで主だった作品を収集しているのは素晴らしいと思います。
けっして派手ではないけれど、いいものを集めているなという印象。
教科書に名前が載っていた芸術家の作品ばかり。
ポスターやチラシにも使用されている、曾我蕭白の「石橋図」が見られて幸せです。獅子がいっぱい。
南蛮屏風、洛中洛外図屏風は、もっとじっくり見たかったけど混雑していたので断念。
長沢蘆雪の「飲中八仙図」寝転がっている犬の後姿が可愛いです。私もその場で酒を飲みたいですよ。
体調があまりよくなかったせいもあり、解説を読み飛ばしていました。
どうやら作品そのものも飛ばしたようで、展示リストにある「百鬼夜行絵巻」を見逃していた事に気づきました。
ほかの美術展などで見ているけど、百鬼夜行好きだから見たかったわ・・。 下の写真は、一緒に行った友人の福島土産。いつもありがと~


14 . February
日比谷で「オリバー・ツイスト」を観た後、天気が良かったのと余力があったので美術館でも行こうかとふと思いつく。「オリバー・ツイスト」のエンドロールでエッチング画のロンドンと、撮影場所や交響楽団の名前にチェコの文字を見てしまったのが運のつきだったんでしょうね。

東京都現代美術館で「転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術展」をやってたなと。しかし、数回しか行った事がない美術館なので最寄駅さえうろ覚え。書店に寄って、雑誌で場所を再確認して出発です。

美術館のチケット売り場で「転換期の作法」展のほかに、「日本画から日本画へ」展と常設展の共通券が千五百円で販売されていたので、こちらを購入。

まずは「転換期の作法」から観賞する事に。入り口で観賞ガイドをもらえます。これがあると、作品のバックグラウンドが分かりやすくて助かりました。

映像作品がかなりの点数あるので、じっくり観ているとあっという間にとんでもない時間になっています。
ポーランド出身の四人組「アゾロ」の作品が面白くて好きです。一歩間違えると、お笑い集団になってしまうような気が・・。入り口のところで流れていたビデオのBGM、学生時代にサークルで演奏した曲なのに曲名を思い出せず。なんだったかなー。

INERS社が製作した「ウォールマスター」と「手押し車作業台」も、その発想から実際に作り上げてしまう所が素晴らしい・・。説明文も真面目に作ってあるし。
実際に体験してみることがでます。一人で行ったので遠慮しましたが・・。結構重いようなので、「これはまずい」と思ったら館内スタッフが助けてくれるそうです。

「ウォールマスター」はローラーで壁にペンキを塗る要領で体を鍛えます。推奨練習時間は、最大6~8時間。腕の筋肉や三頭筋、腹筋が鍛えられます。
「手押し車作業台」は手押し車の要領で体を鍛えます。歩行ベルトがついているので、実際に歩くことが出来ます。ただし、ローラーが予想より早く動く危険があるので、最初の一歩は要注意です。
推奨練習時間は6時間。

ネーメトの作品「27メートル」では、ヘッドホンを利用してスロヴァキアの小都市に実在する通りを体験できます。床に線が引いてあるので、それに沿ってゆっくり歩きながらヘッドホンから流れてくるその通りの物音や、現地の人のその土地に対する思いなんかを聞くのです。
目をつぶって聞いていれば、海外の街角を歩いているような気になってきます。

予想していたよりもかなり楽しめました。
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「日本画から日本画へ」展

松井冬子さんと町田久美さんの作品に心惹かれました。
松井さんは作品集が刊行予定なので楽しみです。ポストカード類があるかと、期待しましたが無くてがっかり。

常設展も冬バージョンになっていて、多少作品の入れ替えがありました。
イヴ・クラインの作品が見られるなんて。
ボルタンスキーの「死んだスイス人の資料」では、展示スペースが非常に薄暗い中で、一人ぼっちだったので少し不気味でした・・。
11 . December
青山の祖師堂ホールで12/25まで開催中の「ワダエミの衣装世界」に行ってきました。
Bunkamuraで「スコットランド国立美術館展」を観て、映画を観て、そのまま青山通りを15分か20分ぐらい歩いて直進し、ポスターが飾ってある所を右折して到着。
前売り券を事前に購入していたのですが、当日券を求める列が若干できていました。
平日の夕方でこれなので、土日などはもっと混雑するであろうに。

入り口のところで、一部展示スペースが狭い所がありますので順番通りにご覧下さいと説明を受けました。

まずは「HERO」の衣装。
無名と泰王の衣装が見られて感激。
飛雪の白い衣装は、袖の部分がボロボロになっていて撮影のハードさがうかがえます。
同じく飛雪の赤い衣装、これが製作するのが大変だったというもの。
中国の水は硬水で、日本の軟水で出せる色がなかなか出なくて~という下りは、後半にある映像コーナーで見ることが出来ます。約20分の映像。
学生のとき、水彩絵の具でも自分が出したい赤色を出すのって難しかったと、ふと思い出してみたり。

次にオペラ「マクベス」。通路挟んで反対側の壁には様々な衣装のデザイン画が展示されています。
壁には薄型モニターがあり、「HERO」「LOVERS」「浪人街」などの映像が流れています。
ここのスペースがとても狭いので、ストレスを感じます。
デザイン画をじっくり見たくても、後ろに人がいるし・・。
通路は人が三人横に並べるかどうかの幅。

そこを抜けると、かなり広いスペースに出ます。
正面には「八犬伝」。来年のお正月にTBSで放送されるドラマの衣装です。
たまたま予告編を見ていたので、犬塚信乃が滝沢秀明、伏姫が仲間由紀恵、玉梓が菅野美穂、ということだけ覚えてました。鎧が皮革製なのを見て、「ロード・オブ・ザ・リング」のセオデン王やエオメルの衣装を思い出しましたよ。

左手には「LOVERS」。
チャン・ツィイーの衣装、可愛いです。非常に細身なのが分かります。
刺繍が素晴らしい。
飛刀門の時の衣装、左胸のところの赤い染みは最後のシーンのアレですね。

演劇「浪人街」の衣装は、「体験コーナー;衣装に触れられます」だったのですが触れている人はいませんでした。テレビモニターに流れている「浪人街」を見ている人は大勢いたのですが。
やはり「触ってご覧」とあってもなかなかねぇ・・。勇気ある一人がやらないと。

その後は「清水寺 青龍会」、黒澤明の「夢」、映像コーナー、音楽劇「コーカサスの白墨の輪」と続きます。
映像コーナーと「コーカサスの~」の間は細い階段を上がります。
映像を見終えた人たちが狭い所を通るので、じっくり見たい人は最後の方に出るのが良いかと。
09 . December
Bunkamuraザ・ミュージアムで12月25日まで開催中の「スコットランド国立美術館展」に行ってきました。
その後で映画(マダムと奇人と殺人と)を観に行く予定だったので、一時間で見終える予定でした。
しかし、前半ゆっくりじっくりと見てしまったために後半はやや急ぎ足で観賞。
お客さんの年齢層は高め。ご婦人の二人連れや、一人で来ている男性が多かったです。
とはいっても、平日の昼間なので落ち着いた雰囲気の中で絵の中の世界に浸れました。

フンランス印象派と19世紀スコットランドの画家たち、とチラシにもあるのですが、館内では分かりやすいようにフランスの作品は壁が「紫」、スコットランドのものは「赤」となっています。

エディンバラのイメージショットと言われるアレキサンダー・ネイスミスの「エディンバラ城とノール湖」、城に霧がかかっている感じが素敵です。
エッチングが数点あったのですが、デイヴィッド・ヤング・キャメロンの「スターリング城の奇獣彫刻」が気に入りました。ヨーロッパに行くとよく見かける、なんだかよく分からない生き物の彫刻です。
話はずれますが、同じ日に見たX-filesでガーゴイルの塑像が事件のキーワードとして登場。
魔に取り込まれるのは怖いですわ。そしてスカリーの一言「統合失調症の連続殺人犯は、悪魔が自分の体に入って殺人を犯したと言って事件そのものを否定する事がよくあるのよ。」
あの人もそうなんでしょうか。スカリーに調査していただきたいです・・。

話を元に戻しますが、モネやドガの作品もありました。但し、美術の教科書に載っているような有名な作品の出展はありません。しかし、風景画や人物画が好きな方は楽しめると思います。
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